お客様にも仲間にも一歩踏み込むことの大切さに気づけたことが自分にとって大きな財産
written by ダシマス編集部
村山 昇(ムラヤマ ショウ)
年齢:28歳
出身地:熊本県
社歴:2018年4月入社(4年11ヶ月)アルバイト歴(約3年)
役職:副店長
趣味:漫画を読むこと
自分の人生にタイトルをつけるなら:悔いなく生きる
その理由:未来は変えられても過去は変えられないから
応募理由は運動会!?アルバイトから正社員になって変わったこと
ーー入社の決め手を教えてください
学生の頃から龍の家益城インター店でアルバイトをしていて、卒業後も就職はせず、そのままアルバイトを続けてました。そのうち周りの友達がどんどん就職し始めて、自分だけがフリーターでいることに焦りと不安を感じるようになってました。
龍の家でアルバイトを続けながら、これからどうしようかと考えてた時に、新しい職場に就職するよりも、これまで続けてきた龍の家で仕事のスキルをもっと磨いていこうと思い立って、正社員としての入社を決めました。
ーーアルバイトは龍の家以外でもされたことはありますか
いえ、龍の家が初めてで、他のアルバイトはしたことがありません。
アルバイト先を探す時は飲食店に絞ろうとは考えてなかったんですが、暇な時間が嫌で、時間が過ぎるのが早く感じるような忙しいお店がいいなと思ってました。
そしてたまたま家の近くでアルバイトを募集してたのが龍の家と焼肉チェーン店でした。どちらも時給が同じだったので最初は条件面だけを見て迷ってたんです。
でも求人広告をよく見てみると、龍の家では従業員同士での運動会を開催していると書かれているのが目に留まって。運動会なんて高校卒業以降にする機会なんてないじゃないですか!
面白そうなところだなって思って、龍の家でアルバイトすることに決めました。
ーーアルバイトから正社員になってみて何か違いや面白さを感じたことはありますか
一番はパソコン業務が増えたことですかね〜(笑)
お店の営業に関しては、元々アルバイトで長くやっていたこともあり、できないこともあまりなくて、仕事面であまり変わらないと思ってました。
でもそれが問題で、最初はアルバイトの時の感覚のまま正社員として仕事をしていたので、あるとき上司から「もうアルバイトじゃないぞ」って叱責されました。
そこからはお客様のために自分は何ができるのか?ということを、より考えながら仕事をするようになりました。
当たり前のことを当たり前にやる、その積み重ねがファンを増やす
ーーお客様との印象に残っているエピソードはありますか
アルバイトの時に働いてた店舗で、ご家族揃って来店いただく常連様がいらっしゃいました。当時4、5歳くらいだったその息子さんが、私が正社員になって異動をした際「お兄ちゃんいないの?お兄ちゃんいないなら来ない...」と悲しまれていたとスタッフに聞きました。
その後しばらくしてその店舗に正社員として戻ったときに、その常連様がご家族で来店されまして、息子さんも大きくなっていたので流石に覚えていないだろうなと思いつつ、「お久しぶりです」と声を掛けてみると息子さんは私のことを覚えていてくださり笑顔で話しをしてくれました。
私もとても嬉しくなり、龍の家で仕事していてよかったな〜と心から思った出来事でした。
ーーどのようなきっかけでそこまで仲良くなったのでしょうか
きっかけは正直よくわかりません(笑)
特別なことをしてたわけではなく、よく来られるな〜とは思ってたので「いつもありがとうございます」と声を掛けてたくらいでした。自分のことがそこまで印象深く残っているとは思ってなかった分、とても嬉しかったです。
お客様からの「ありがとう」がやりがいになり、そして自信につながる
ーー仕事のやりがいやおもしろさを教えてください
お子様連れのお客様には、特に気を配っています。そして何故かお子様にはすぐ懐かれます(笑)
私は龍の家の椅子って木でできていて固めだと思うんですよね。なので妊婦のお客様だったら座布団を多めにお渡ししたり、ひざ掛けを用意したり、もしお子様が泣いていて抱っこされていたら、親御様のラーメンをお出しする時間をずらしたりしてます。
小さなお子様連れの外食は、いろいろと気を張っていらっしゃると思うので、龍の家では出来るだけ気持ちよく過ごしていただいて、また来たいと思っていただけてたら嬉しいです。
ーー入社して自信がついたことを教えてください
アルバイトで入社した当時のことなのですが、自分がされたら嬉しいと思ったことを実践したら、お客様からお褒めの言葉をいただけて、それで接客に自信がつきました。
ーーどのようなことを実践されてお褒めの言葉をいただけましたか
当時の店長から、お客様への挨拶は定型文だけで終わらせるのはなく、一言添えるようにと指導されました。例えば「いっしゃいませ」のあとに「暑い中ご来店ありがとうございます」とか「いつもありがとうございます」とか。
正直、人見知りだった私にとっては難しいことだったんですが、お声掛けをしていくうちに徐々にお客様とお話ができるようになっていったんです。
心に余裕もできて、お手荷物のカゴを出すタイミングとか、お子様連れならバンボや食器を用意したり、どうしたら気持ちよく過ごしていただけるかな?とか、こうすれば喜んでもらえるかな?とかあれこれ考えながら接客していると、お客様に「貴方、気持ちがいいね!」「細かいところまで気づいてくれて、ありがとう!」などのお言葉をいただけることが増えていきました。
接客で大切にしていることはお客様に対しての目配りと洞察力
ーーお客様に感動を届けるために大切にしていることはありますか
ちょっとした変化に気づくことを大切にしています。
厨房でラーメンをつくっているときも、パッと顔を上げた瞬間にみえたお客様の表情や仕草から、自分に何かできないかを考えます。例えば、ご注文に伺うようアルバイトさんに伝えたり、お冷ポットの交換や取り分け用の食器をお持ちするように指示したり、やっぱり言われる前にやるのと言われてからやるのでは、感じ方も全く違うと思うので。
今どんな状況でお客様が何を求めていらっしゃるかをよく見て動くようにしています。
ーーお客様のためにこんなことしたいなと思っていることはありますか
今の配属先でもおしぼりを導入したいですね。
紙ナプキン以外にも寒い時期ならお食事前に暖かいおしぼりでほっこりしていただきたいですし、暑い時には龍の家の熱々のラーメン食べたら汗も出ると思うし、小さなお子様がご一緒ならおしぼりは便利だと思います!たったおしぼりひとつでも、そこに心が入っていたらお客様には喜んでいただけると思っているので、小さなことでも変化させていきたいです。
一歩踏み込んだ仲間とのつきあいがグッドスパイラルを生み出す
ーー後輩や社員とコミュニケーションを取る上で大切にしていることはありますか
共有の話題をみつけて、自分から話しかけるようにしています。といってもいきなりプライベートなことに踏み込むのではなく、どこのラーメンが好きかとか、行ったことがあるかとか、どうしてもラーメンの話題が多いですね(笑)。
仕事面で言えば「今のめっちゃ良かったよ!」「昨日より声出てるやん!」など、気付いたことはその場ですぐ伝えるようにしています。もし何かうまくいかなかったら、本人はどう感じたか、まずご自身の考えを先に聞くようにしています。こちらから押し付けるのではなく、ご自身で考えもらうことも大切だと思っているので。
ーーそれにより何か変化したことはありますか
最初は「おはようございます」とか「お疲れ様です」とか定型の挨拶や、仕事の話しかしなかった人でも、次第に「教えてもらったラーメン、お休みの日に食べに行って来ました!」と報告してくれるようになって、そこから自然と今興味があることとかご家族とのエピソードなども話すようになりました。
私はお互いに理解しあうことがコミュニケーションでは大切だと思っているので、一方通行にならないように気を付けています。
その影響か、仕事面でもより連携しやすくなったように感じています。
ーー職場で人の温かさを感じたエピソードはありますか
仕事でもプライベートでも本当の意味で仲がいいことですね。
龍の家で働く以前の私は、どうせ職場の人同士でご飯に行っても、ただ一緒にご飯を食べて終わり。なんとなく仕事の一環のような、そんな感じのイメージだったのですが、龍の家では全くそういう感じではなくて。下郡バイパス店のアルバイトさんたちも、自分たちで食事や遊びに行く計画を次々と立てて、楽しそうに盛り上がっています。
仕事中も基本助け合いの文化が根付いていて、ベテランのアルバイトさんも多く、誰かが忙しそうであれば手伝おう、手が空いているからこの仕事やろうなど、こちらから指示を出す前に自分で考えて動いてくれる方が多いので、とても助けられています。
ーー逆にスタッフとぶつかったことはありますか
ありますよ。小さいことから大きなことまで。
伝え方や言い方によっては、相手に真意が伝わっていなかったり、「もっとこう接客した方がいいよ」とアドバイスしたことに対して、根本的な理解が違ってたり。そんな時は、丁寧に説明したり、個別で話す時間を取ったりして、お互いが理解し合えるように工夫しています。
挑戦してみたけど。。。
ーー自分が考えた商品を提供したことがありますか
まだないですね。龍の家の社員は誰でもメニューを開発できるので試しに「醤油ラーメン」をつくったことがあるのですが、我ながら不味くて不味くて(笑)。もっと勉強して経験値をあげて、また挑戦したいと思ってます。
もう一度、店長としてお店に立ちたい!
ーーこれからの目標や夢はありますか
目標は店長になることです。
実は一度店長になったことはあるんですが、私のコミュニケーション不足でアルバイトさんとうまくいかなくなってしまい、うまくお店を回すことができなくなって一度店長から降りたんです。
なのでもう一度店長を任せていただけることになった時には、まずは現状をしっかりと把握し、コミュニケーションを怠らず、土台からしっかりつくりあげて、運営していきたいと思っています。
夢はプライベートなことになりますが、結婚し幸せな家庭をつくることです!
ーーどんな人と一緒に働きたいですか
楽しそうに働く人がいいですね。
龍の家のスタッフってみんな楽しそうに働いているんですよ。
私がここで最初にアルバイトをする決め手として、運動会をやっているなんて面白そう!というのもあるんですが、楽しそうに働いているスタッフをみて惹かれた部分もあります。
仕事を楽しめているからこそやりがいも感じられると思うので。
ーー最後に、求職者に向けたメッセージをお願いします!
うちに来たら「元気」になれます!ますは声が出せればOK!
学歴は関係ありません。
龍の家で一緒に楽しく働きましょう!
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・ホームページ:https://www.apex-online.co.jp/
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