メガバンクからグローバルパートナーズへ 転職を決めた背景には「仕事を楽しみたい」

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written by 紺野天地

「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げるグローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、グローバル人材事業やデジタルマーケティング事業をはじめ、日本のGDP向上を目的とした数多くのビジネスを手がけています。

現在グローバル人材事業部に所属する玉田晃太郎(たまだ・こうたろう)さんは、新卒で大手銀行に入社後、約2年間の勤務を経てGPに転職しました。彼はなぜ、全く異なる業種からGPへと挑戦の場を移したのでしょうか。転職したからこそ感じるGPの特徴と併せて、お話を伺いました。

玉田晃太郎(たまだ・こうたろう)さん

玉田晃太郎(たまだ・こうたろう)さん

2022年5月入社
2022年5月~ グローバル人材事業部

幼稚園生から大学4年生まで、18年間サッカーに打ち込む。大学時代に全国優勝を経験し、玉田さん自身、日本大学選抜の候補に選ばれたことも。大学時代の後輩には、現在海外リーグで活躍する上田綺世選手などがいる。
新卒で大手銀行に入社し、約2年間勤務したのちGPに転職。現在はグローバル人材事業部で新規営業を担っている。

大手銀行からGPに転職したワケ

▲法政大学サッカー部時代の玉田さん

―――はじめに、大学卒業後に大手銀行に就職した経緯を伺えますか?
それまでサッカーひと筋の人生だったこともあって、正直当時は、自分が何をしたいのか深く考えていなかったんです。「大手企業だったら、年功序列で昇給・昇格できるし、安定した生活を送れるだろう」と思っていて、定年まで消化試合のような感覚で入社しました。

 

―――そこからなぜ転職を考え始めたのですか?
2年目を迎えるころ、仕事に対する考え方が変わったんです。前勤務先は、土日は必ず休めるし有給も取りやすくて、私生活を充実させるには最高の職場で、僕自身も楽しく過ごしていました。同期と毎月のように海外旅行に行っていましたし。

ただ、言われた内容を淡々とこなす毎日に、いつしか物足りなさを感じるようになって……。「仕事に対してもサッカーのように打ち込みたい」という思いが強くなる中で、転職を決意しました。

 

―――転職の企業選びでは何を重視されましたか?
大きく三つの軸を大切にしました。一つ目は「個々の裁量権が大きい企業であること」で、二つ目は「年功序列ではなく、実力主義であること」。そして三つ目が「海外展開をしていること」です。
GPはその三点を満たしていたこともあり、求人を見つけてすぐに応募しました。

 

―――海外展開を重視された理由は?
きっかけは、前勤務先にいるときに、自己啓発の一環でTOEICの勉強を始めたことです。「サッカーしかできない人」というふうに見られるのが嫌だったし、「勉強だってやればできますよ?」という意地もありました。
be動詞の学習から始めて、最初は300点台でしたが、8か月間独学して880点まで上げたんです。点数が伸びるにつれて、「TOEICだけで終わらすのはもったいない」「話せるようになって海外で働いてみたい」と思うようになりました。

 

―――面接で印象的だったことがあれば教えてください。
僕が銀行からの転職だったからか、入社後にギャップが生じないよう配慮があったことが印象に残っています。一次面接の後に、事業内容や部署ごとの業務などを丁寧に説明してくださって、入社後の具体的なイメージが持てました。

 

―――面接のとき、「ここが新鮮!」と感じた部分はありますか?
二次面接を担当してくれた方が、「私は部活に行くような思いで出社してるよ」と仰っていたことです。実力主義でありながらも、みんなが一致団結して目標に向かっている社風を感じました。
あと、営業成績が上がらないときは社長にいきなりロープレをお願いしたり、自分のテレアポのログを見てもらってフィードバックをもらったり、というようなお話もしていただき、社長との距離の近さに驚きました。

 

前職での営業とは異なる“楽しさ”と“難しさ”

▲業務に励んでいる玉田さん

―――現在の仕事内容について教えてください。
グローバル人材事業部で新規営業を担当しています。求人を出している企業様にテレアポをし、商談を経たうえで外国人材を紹介することが主な業務です。

 

―――銀行員時代も営業を担当されていたそうですが、違いはありますか?
はい。銀行は既存営業がメインですが、GPでは新たなお客様とつながりをつくる新規営業がメインです。相手からすると、突然知らない人から電話がかかってきて、後日顔を合わせるわけですから、商談力や人間力がより求められるように感じます。

 

―――入社から約1年。嬉しかった出来事があればお聞かせください。
営業先の社長が気に入ってくださり、「ぜひうちの顧問に会ってほしい」と言っていただけたことです。テレビ出演や書籍出版もしている業界の有名人だったのですが、そんな方にお会いして、一人で商談する機会をいただけて光栄でした。

これが他の会社だったら、上司が付いてきて、僕は座っているだけになっていたと思うんです。立場に関係なく経験を積ませてくれる、GPだからこその出来事だったと思います。

 

―――仕事で悔しかったり、大変だったりしたことがあれば教えていただけますか?
入社後2回の四半期を、営業成績が未達のまま終えてしまったことが、本当に悔しかったです。今担当している営業は、元気の良さや愛嬌など、営業マンの人柄が受注につながる場合が多いんですよ。皆さん、義理人情を大切にされるんでしょうね。そういった部分で、お客様の気持ちを理解するのが難しくて、悩みました。

 

―――そういった難しさを乗り越えるために、工夫されたことはありますか?
一番成績が良かった新卒の子に商談ロープレをお願いして、うまくいっている部分を真似るようにしました。その子は本当に元気いっぱいで、商材を売り込むよりも、自分とのコミュニケーションを楽しんでもらうことを念頭に置いているそうです。
ロープレをして以降、考え方や営業スタイルが大きく変わり、実際に成績が上がっています。

直近の四半期では、最終的に目標に対して約170%の達成率で終えることができ、昇格して役職に就かせていただきました。頑張れば頑張るだけ反映、還元してくれるのもGPの良さの一つだと思います。


▲表彰式での玉田さん 一般職からリーダーに昇格した際のスピーチ

 

転職者でも打ち解けやすい雰囲気がある

―――社風が全く違う企業からの転職でしたが、組織にはすぐ馴染めましたか?
はい!年齢や性別、国籍といった属性に捉われずに働いている人ばかりなので、僕のような中途採用者でも馴染みやすいと思います。

 

―――面接のときに「部活のような雰囲気」と聞かれていたわけですが、実際に働く中でどう感じますか?
今はそれをより強く実感していますし、僕がGPで特に好きな部分の一つです。成果が出ずに誰かが悩んでいても、「どうしたらもっと良くなるか」を全員で考える社風があって、僕自身、大学まで没頭していたサッカーに近い感覚で仕事ができています

 

―――GPで働くにあたって、必要な姿勢や認識しておいたほうがよいことは?
営業がメインの会社なので、まずは、数字に貪欲であること。
もう一つ、自分の成績が伸びていないとき、他人の成功をみんなで祝う良い雰囲気が、かえって辛くなるときがあるかもしれません。悩んでいる人を放っておくことは絶対にないので、もし辛くなったときは、ぜひ周りの先輩に相談してください。

 

―――GPに入社してから、ご自身の変化を感じますか?
はい。物事を常に自責で考えられるようになったと思います。前職では、目的を持たずに淡々と指示だけをこなしていたので、何かがうまくいかない状況でも、どこか他人事のような感覚がありました。
ですが今は、「うまくいっていないのは、自分に問題がある。じゃあ、何が悪かったのか」と常に自分にベクトルを向けて、問題を深掘りできるようになっています。


▲同じ部署の仲間たちと

 

仕事を楽しむ姿を背中で見せたい

―――GPでこれからチャレンジしたいことについて教えてください。
フィリピンやドバイの海外拠点に駐在したいと思っています。そのためにも、まずは現在のグローバル人材事業部で学べることを学んで、安心して海外事業を任せてもらえるように結果を出したいです。

 

―――一人のビジネスマンとして、目指す姿はありますか?
何歳になっても仕事を楽しんでいたいです。「サザエさん症候群」という、日曜の夕方になると、次の日の仕事が憂鬱になる現象があるじゃないですか。そんなふうに、仕事に対してネガティブな感情を持ちたくはないですね。

GPに入社してから、「明日の仕事、嫌だなあ」って感じる日がないんです。もし、将来僕に子どもができたら、「大人って、社会人って、こんなに楽しいんだよ」と背中で見せられるような父親になりたいと思っています。

 

―――最後に、現在あるいはこれから転職活動をする求職者の方々にメッセージをお願いします。
自分の中に軸や覚悟がある転職なら、きっと良い方向にいくはずです。逆に「●●が気に入らないから」「何となく職場を変えたい」のようなネガティブな理由だと、いざ入社したときに、同じ状況になってしまう可能性もあるかと思います。

GPのメンバーは、太い芯を持った人ばかりです。「自分は将来こうなりたい」としっかりした思いのある人は、この会社がきっと合うと思います。

 

【取材後記】

玉田さんが所属していた法政大学サッカー部は、2017年に総理大臣杯、2018年にインカレで優勝した、全国屈指の強豪校です。そんな環境で激しいレギュラー争いを演じながら、個人として、チームとして常に高みを目指してきた玉田さん。
厳しい環境で歩んできたからこその力強い足並みと、GPの仕事に対する熱量を感じたインタビューでした。


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