多くの方と協力し合いながらつくり上げる時間。宴会婚礼課で働くやりがいとは

シルバー

written by ダシマス編集部

福島県郡山市に所在するホテルハマツ。前回はレストラン課主任の菊地さんにホテルハマツで働いて感じるやりがいや、職場の雰囲気、仕事への想いなどを語っていただきました。

第3弾となる今回は、宴会婚礼課主任の松﨑彩花(まつざき あやか)さんにお話を伺いました。松﨑さんは、自身の進路を考える時期に体験した東日本大震災をきっかけに観光業に興味を持ち始めたと言います。そんな松﨑さんが郡山を代表するホテルであるハマツに入社し、どんな体験をしてきたのか。宴会婚礼課の仕事内容ややりがい、雰囲気について教えていただきました。

宴会婚礼課主任 松﨑 彩花(まつざき あやか)さん

宴会婚礼課主任 松﨑 彩花(まつざき あやか)さん

福島市出身。地元の高校を卒業後、観光業の専門学校を経て、ハマツ観光に入社。宴会サービス課で2年勤務後、宴会婚礼課に。趣味は映画を見ること。

執筆:山本 麻友香

執筆:山本 麻友香

元ハウスメーカー勤務の実績やブログ執筆経験を活かし、フリーランスライターとして活動中。2017年生まれの1人息子がいる母でもある。好きなことは、スポーツをすること、見ること、食べること、寝ること。

観光業を通じて地元を盛り上げたい。東日本大震災を通じて感じた地元への想い

 

――まずは松﨑さんのご経歴について、教えていただけますか。

福島県福島市の出身で、高校卒業後は仙台にある観光業の専門学校のホテル学科に行って2年間学んだあと、ホテルハマツに入社しました。ホテルハマツには入社して9年目で、宴会婚礼課の主任を担当しております。

 

――観光業の専門学校を卒業されたということは、観光業に元々興味があったのでしょうか。

進路を考える時期であった高校2年生のときに、東日本大震災を経験したことが大きなきっかけです。震災が起きたあと、被災した建物や土地が元通りになってきても、当時福島県への風評被害があったこともあって、なかなか観光客の方に戻ってきていただけない状況を目の当たりにしました。それがとてもショックで、観光業を通じて地域を盛り上げ、また福島県に人が来るようになってほしいという想いで観光業の学校を選びました。

 

――その中で、ホテルハマツを選んだ理由は何でしょうか。

私の出身地は福島市ですが、祖母の家が郡山市にあるホテルハマツから近い所にあったんです。祖母の家に遊びに行くたびに、ホテルハマツに寄っていたのもあって元々親しみを感じていました。また、そのときに見ていたフロントやホテルの方の対応が素敵で、素晴らしいホテルだと思う気持ちがあったのでホテルハマツを選びました。

 

――実際にホテルハマツで働いてみていかがでしょうか。

子どもの頃に見ていたハマツは華やかな仕事だという印象でしたが、実際には華やかなだけではなく、体力が必要な力仕事だと感じています。でも、大変な部分はあっても日々楽しく働いています。

 

正解はないからこそ感じるやりがい。お客さまの「ありがとう」が何よりも嬉しい

 

――松﨑さんの具体的な仕事内容について教えてください。

宴会、もしくは結婚式を希望されるお客さまの対応です。具体的には、問い合わせを受けたときの電話対応やお客さまとの打ち合わせ、飲食を含めた館内への発注物や制作物の依頼、当日のサービスなど、宴会や結婚式に関することは全て行っています。婚礼についてはブライダルプランナーの役割も担っています。

 

――配属先である宴会婚礼課についてはご自分で希望されたのでしょうか。

入社したときはレストランで配膳を行うスタッフとして宴会サービス課に配属されました。希望は出していないのですが、専門学校に行っていたときにホテルの宴会場でアルバイトをしていたことがあるため、違う会社ではありましたが既に少なからず現場の動き方を知っているということで宴会に関係する部署に配属になったと思っています。2年間宴会サービス課で仕事をし、その後現在所属している宴会婚礼課へ異動になりました。

 

――この仕事のやりがいや面白みはどんなところで感じますか。

お客さまによってやりたいことも考えていることも違っているため、私たちのサービスの答えには正解がないというところです。打ち合わせをしながらお客さまの想いを探っていって形にし、当日を無事に迎えることができてお客さまから「ありがとう」の言葉をいただけると、それまでの大変さも全て吹き飛びますし、この仕事をしていて良かったと感じます。

 

――お客さまと二人三脚で形にしていく素敵な仕事なのですね。反対に、今まで仕事をしてきた中で一番大変だったことは何でしょうか。

新型コロナウイルスの影響で、宴会や結婚式が全く開催できなくなってしまって、お客さまがぱったりと来なくなってしまった時期があったことです。また、福島県沖で2021年、2022年と2年連続で大きな地震が発生してホテル自体が被災し、館内が使えない状況も重なってホテルの営業をやむを得ず休業することになり、今後お客さまは戻ってきてくれるのかどうかという不安を感じました。

営業の再開が見えてきた時期も、お客さまに戻ってきてもらうためにどういう提案をしたら良いのか悩んだことを今でも覚えています。大人数の宴会や結婚式を控えた方が良いということもあり、結婚式を挙げるご予定のお二人だけでお写真を撮るフォトウェディングや、完全個室で行うご家族だけでの会食会など、コロナ禍に配慮したプランを提案しました。

 

――不透明な状況が続き不安なことも多くあったと思います。ホテルの休業中はどのようなお気持ちでしたか。

当時は先が見えず、元に戻るかどうか分からない状況でもあったため本当に不安でした。そんな中、結婚式を延期したお客さまに寄り添い、本番を迎えられる日を待っていました。いつ結婚式を開催できるか分からないという中、本当に不安だったと思います。だからこそ、極力ご要望に添えるような形にしたいという一心でした。

 

全国各地・世界各地からのお客さまにも喜んでもらえるサービスとは

 

――ホテルハマツの魅力はどんなところにあると思いますか。

郡山市で何かイベントを行うとなった際、頼りにしていただける「郡山の応接室」と言えるホテルだということです。東北で一番広い宴会場があるため全国各地から人が集まる学会や大会でもよく使っていただいていますし、郡山市にある地元企業さまの周年記念や設立記念パーティなどの節目でもよくご利用いただいています。昔からこの地でホテルを運営してきたこともあって郡山でのネームバリューもありますし、何より安心感を持って使っていただけるホテルです。

 

――ホテルハマツで開催したイベントで、印象に残っていることはありますか。

ホテルハマツで開催された全国大会や国際大会の中でも、2023年10月に行われた第5回RD20国際会議と呼ばれるG20各国・地域の主要研究機関による国際会議が特に印象に残っています。主催者様からのご要望で、地元の農家や生産者の方と打ち合わせを重ねて、郡山での生産量が多い魚のコイ料理や県内の食材を取り入れた料理をお出ししました。参加者の方にメニュー表に載せていた福島の食材が美味しいと言っていただけて嬉しい気持ちでいっぱいでした。

このイベント以外でも、お客さまが全国各地から来てくださるときには福島県や郡山市の食材を取り入れ、喜んでもらえるように考えています。

 

――地元の良さをアピールできる素敵な試みですね。職場ではどんな雰囲気で日々仕事をされているのでしょうか。

私の他に上司が一人おり、先輩の背中を見て日々勉強しています。コミュニケーションを活発に取っており、何か困ったらすぐにアドバイスをくれて助けてくれるような職場です。人数は少ないものの、総支配人からも直接アドバイスをもらったり自分から相談しに行ったりできるような、周りの方にも頼りやすい環境だと感じています。

 

――仕事をする上で、何か気を付けていることはありますか。

宴会婚礼課は、料理の依頼をするときにはキッチンの方、印刷物を作成依頼するときには業者の方など、他の部署の方や外部の方と関わっての協力が必須です。宴会や結婚式に向け一丸となって当日をスムーズに迎えられるように、日頃からコミュニケーションを欠かさないようにしています。

 

――ホテルハマツのお仕事には、どのような方が向いていると思いますか。

宴会婚礼課はやることが多く、お客さまとの打ち合わせがメインの仕事になります。形になっていないものを打ち合わせの中で形にしていき、当日もその場で臨機応変な対応が必要とされる。そのため、気遣いや気配りができるような、気付ける力がある人に向いていると思います。

 

――ありがとうございます。読者の方に向けてひとことお願いします。

任せてもらえる範囲が広い会社で、新人であってもたくさんの仕事を教えてもらいながら携わることができます。一見華やかな仕事に見えて体力が必要であったり、きつい部分もあったりしますが、その分150%のやりがいが感じられる仕事です!

 

ハマツ観光株式会社について

HP:https://www.hotel-hamatsu.co.jp/

採用情報:https://www.hotel-hamatsu.co.jp/about/recruit/

 

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