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「手を差し伸べ合う社風」が根付く東京海上日動で働く2児のママ。原動力は育児から得る喜び

シルバー

written by 紺野天地

東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)は、「お客様や地域社会の“いざ”をお守りする」を使命として掲げ、損害保険業を軸に事業を展開している会社です。前身となる東京海上保険会社は、1879年に設立された日本最古の損害保険会社で、140年以上にわたり人々の生活に寄り添ってきました。

「ここで働いていると、自分は独りじゃないと思えるんです」と微笑むのは、名古屋営業第二部の棚橋志保(たなはし しほ)さん。棚橋さんは、入社後に二児を出産し、現在も育児の真っ最中です。ご自身から見た東京海上日動の魅力や仕事への取り組み方、そして育児への思いを伺いました。

 

インタビュイー:棚橋志保(たなはし しほ)さん

インタビュイー:棚橋志保(たなはし しほ)さん

岐阜県多治見市出身。2011年に東京海上日動へ地域型総合職として入社し、一貫して名古屋営業第二部営業第三課に所属する。2022年4月に育休から復帰したばかりで、現在は社内制度を活用し、営業部以外に本店の企画部門の業務も兼任している。 プライベートでは、4歳と2歳の女児の母。子どもの成長に幸せを感じながら、夫と4人で充実した日々を過ごしている。

インタビュアー:フリーライター・紺野天地(こんの てんち)

インタビュアー:フリーライター・紺野天地(こんの てんち)

活動のテーマは、誰かにとっての「道しるべ」を書き記すこと。「そのままの熱量を伝えること」を信条に、形にとらわれずに生きる人・団体を取材している。コラムやエッセイも執筆。現在は妻との二人暮らし。

入社のきっかけは「女性が活躍できる土壌」

―――棚橋さんが新卒で東京海上日動へ入社したきっかけを教えてください。

「女性が活躍できる会社だ!」と感じたことです。東京海上日動の説明会に行ったとき、「当社では性別関係なく、総合職として同じ業務を任せています」という説明があったんです。働いている女性社員の話を聞いても、リーダーとして活躍している方や、育休から復帰して活躍している方がいらっしゃって、「女性が活躍できる職場」というリアルなイメージが持てました。

 

―――「女性が活躍できること」は、会社選びのポイントだったのですか?

はい。「出産して、育児をしながらも働き続けられる会社」を就活の軸にしていたので、業界や職種以上に、任される仕事の幅が広く、女性が生き生きと働けられるかどうかを重視していたんです。

私が就職活動をしていた2010年当時は、社会全体として、今よりも女性の活躍に意識が向いていませんでした。実際に就活中も、他社では女性が活躍することにスポットライトを当てた話はなかったと思います。

 

―――棚橋さんが担当している業務内容を教えてください。

企業向けの営業部門で大きくふたつの業務を担当しています。ひとつめは、職域営業業務です。職域営業では、火災保険や自動車保険など個人向けの保険について、企業の従業員やその家族の方が興味を持ち、加入していただけるよう、企業の福利厚生担当者や保険代理店(以下「代理店」)と一緒に様々な施策を考え、実行しています。

ふたつめは、契約業務プロセス担当と呼ばれる業務です。契約管理やデジタルを活用した保険募集をはじめ、主に契約手続きの関連業務において代理店を支援するとともに、代理店運営に関する提案などを行っています。

 

―――どのような場面で仕事の面白さ、やりがいを感じますか?

営業を担当する中で、自ら目標を設定しながら、社内のメンバーや代理店の方と一緒に「どうしたらより多くの方に保険に加入していただけるか」を考えます。従来のやり方だけではなく、新たなアプローチや目標達成に向けた筋道を自分たちで考えて実践することが楽しいです!

 

キーワードは「保険のプロ」。過去には苦い失敗も

―――代理店と足並みをそろえながら目標へと向かうには、難しさも伴いそうです。

そうですね。入社からしばらくは知識もスキルもなく、自分に自信を持てなくて、代理店との信頼関係を構築するのが大変でした。

明確ではないですが、入社から5~6年は目の前の仕事に精いっぱいでした。ただ、自信が持てない中でも、「プロとして対応する」と自分の中で決めていて、正確な情報をなるべく早く伝えようと常に意識していました。そうやって少しずつ、経験とともに自信がつちかわれていったのだと思います。

 

―――自信がなかったころのエピソードがありましたら、教えていただけますか?

入社間もないころに、商品に関する私の認識が誤っていて、代理店に間違った回答をしてしまったことがあるんです。結果として、代理店からお客様へそのまま伝わって……。

自分のせいなのに、代理店はお客様へお詫びをしないといけないですし、私の上司や先輩社員も一緒に謝ってくださいました。お客様をはじめ多くの方にご迷惑をおかけして、申し訳なくて。「曖昧な認識での回答をしない」と心に決めました。

 

―――その経験を踏まえて、心がけていることはありますか?

あります。東京海上日動の保険について、誰にも負けないくらい正確な知識を持っていて、お客様に分かりやすく魅力を届けられる。そんな「保険のプロ」として、相手が私に期待している以上の対応をしようと努めています。

 

「独りぼっちにはならない」挑戦を周囲が後押ししてくれる

―――「数値目標」と「お客様からの信頼」。営業部門では、この2つのバランスをとることが難しいように感じます。大切にしている考え方はありますか?

営業だからといって、数字が目標になってはいけないと思っています。私たち保険会社が本来目指すべきは、「お客様の“いざ”を支えること」です。良い商品をどのように知ってもらうか、どういった言葉で伝えたらいいのかを、お客様の立場になって、代理店と一緒に考えることを大切にしています。

 

―――会社としての東京海上日動の魅力を教えてください。

誰かの挑戦を尊重して、周囲が全力でサポートしてくれる風潮があることです。

たとえば今年から、各々が一番頑張りたい目標を掲げて、社内で共有する取り組みを始めました。他部署の人が自身の経験を元にアドバイスをくれたり、上司が「こんな研修があるよ」と紹介してくれたり、サポートの輪が組織内でどんどん広がっています。

 

―――社内全体にそのような社風がいきわたっているのですか?

そうなんです。困っている人を見捨てる人はいないし、誰かが落ち込んでいたら、みんながもり立てようとします。私自身、東京海上日動に勤めて12年目になりますが、独りぼっちにされた経験は一度もないんです。

 

棚橋さんが思う「育児の喜び」と、仲間へのありがとう

―――棚橋さんは今年の4月に育休から復帰されたんですよね。仕事と育児を両立させるうえで、どのような制度を活用しているのですか? 

「短時間勤務制度」と呼ばれる、遅出と早退を合わせて勤務時間を最大2.5時間短縮できる制度を使っていて、私の場合、終業時間を17時から15時30分に繰り上げています。17時終業だと保育園への迎えが間に合わないんです。仕事を終えるのが1時間30分早くなるだけでも、家事や育児への負担が全然違います。

他に活用した制度としては、「マイセレクト(勤務時間自由選択制度)」があります。5時から22時の間で始業・終業時刻の変更が可能となるものです。保育園の行事がある際など、テレワークと合わせて活用することで就業時間を調整できるので助かっています。

 

―――入社からこれまで、産休と育休を2回ずつ取得されています。長期間の休みに入るうえで、仕事への不安はありませんでしたか?

自分の仕事を仲間に引き継ぐことになるので、「申し訳ない」という気持ちはありました。ただ、「棚橋さんの仕事は私たちが対応するよ」と仲間たちが言ってくれたので、不安はなく、とても心強かったです。

これまでも先輩社員が休むときに周囲がフォローする様子を見てきましたし、私が仕事を任せられたときも、「元気に戻ってきてくださいね」という気持ちで仕事をしていました。職場として、出産や育児を応援する土壌ができているので、安心して休めました。

 

―――育休からの復帰後、仕事と育児の両立は大変ではありませんでしたか?

子どもが熱を出したときや、新型コロナウイルスの影響で休園が続いたときは、大変さもありました。社内の「テレワーク」「マイセレクト(勤務時間自由選択制度)」を利用して在宅で仕事をするのですが、同時に育児をしなきゃいけないので、子どもがお昼寝している間に仕事をしたり、夫が帰宅したら育児をバトンタッチしてもらったり工夫しています。

わが家の場合、「協力」という言葉がふさわしくないくらい、夫が当たり前のように育児をしてくれています。仕事と育児を両立させるうえで、私としては本当に助かっています。

 

―――どのような瞬間に育児の喜びを感じますか?

子どもが成長する一つひとつの瞬間をそばで見ていられることが、育児の喜びだと思っています。昨日話せなかった言葉が今日は話せるようになっていたり、気が付いたらお絵描きが上手になっていたり。毎日のように成長していく姿を見ると感動するし、心が洗われるような気がするんです。

仕事で疲れていても、落ち込んでいても、子どもが私に寄ってきて笑顔を見せてくれるだけで、元気になれます。家族と過ごす毎日が、幸せです。

 

―――最後に、東京海上日動でともに仕事をしている仲間たちへ、メッセージをお願いいたします。

周囲の方々には、感謝の気持ちしかありません。現在、私が短時間勤務できているのも、仲間たちのサポートがあるからこそです。それに、日頃悩んでいたり、落ち込んでいたりすると、誰もが優しく声をかけてくれます。東京海上日動で働いていると、「自分は独りじゃない」って思えるんです。みなさん、本当にいつもありがとうございます。
 

=東京海上日動について=

・ホームページ: https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/

・採用について:https://www.saiyou.tokiomarine-nichido.co.jp/

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