我が子に憧れられるパパになりたい。子煩悩なラガーマンの働く顔に迫る

シルバー

written by 根岸春香

実力主義、チーム力が魅力のグローバルパートナーズ株式会社(以下GP)。そんな環境で活躍するメンバーの中には、仕事と家庭を両立している方も多くいます。今回はラガーマンという経歴を持ち、GPではマネージャーとして結果を残しながら、育児に奔走する若木さんにお話を伺いました。

若木琢也さん

若木琢也さん

1995年02月09日生まれ 27歳 愛媛県出身

2019年06月  入社
2019年06月~ YouTube営業部配属(最初は制作部で研修稼働)
2019年06月~ 回線事業部へ異動
2019年07月~ YouTube新規営業部へ異動
2020年10月~ 一般社員からプレイイングマネージャーへ昇格
2021年07月~ YouTube新規営業部からTargetube営業部へ異動
2022年01月~ プレイイングマネージャーからマネージャーへ昇格

中学から社会人までラグビーを続けたアスリート。ケガを機に引退・転職。ビジネスを学ぶため、GPに入社。周りをよく見ていて、数字にも、人にもアツく、背中を見せて引っ張るタイプ。法人営業未経験から、様々な角度から提案をできるようになったトップセールスパーソン。見た目も行動も、自分にそっくりな息子を溺愛しているパパでもある。

GPに入社するまではラグビー漬けの生活だった

 

ーーー 入社前はラグビー選手としてご活躍されていたと伺っています。そちらも含めてこれまでのご経歴を教えていただけますか?

 

若木さん(以下、若木):はい。大学卒業後、ラグビーチームのある、乳酸菌飲料の会社で選手兼、営業の仕事をしていました。子供の頃からスポーツしかやってこなかったんです。小学生の頃に野球とサッカーを掛け持ちしていて、中学生になってから兄の影響でラグビーを始めました。
高校も、大学もラグビーの推薦で入学しました。

 

ーーー中学からラグビー一筋!体格ももちろんだと思いますが、精神面でも形成された部分がありそうですね。

 

若木:かなり忍耐強い方ではあると思います。ラグビーでもそうですが、男3兄弟の末っ子で、ずっと縦社会で生きてきたので。

忍耐力を鍛えられた経験でいうと、大学時代の海外遠征でもかなり鍛えられました。
韓国でも一番厳しいと言われる軍隊に2週間入隊して訓練させられたんです。オリンピック選手も入るような軍隊だったのですが、朝5時から夕方5時ぐらいまで訓練して。韓国語で何言ってるか分からなかったんですけど、めちゃめちゃ厳しく指導されながら、ほふく前進とかしてました。

 

ーーー壮絶、、!留学や海外勤務経験のある方はGPにも多くいらっしゃいますが、そんな形での海外経験は初耳です。

ーーー実力主義なGPでの営業も、かなり結構厳しい環境だと感じる方もいらっしゃるかと思うのですが、これまでで培った忍耐強さは今の環境でもかなり活かされているのではないでしょうか。
 

若木:活かされてると思います。営業は営業でまた違うが厳しさもありますが。

 

経営者になりたい。知識をつける為に、ラグビーを離れGPへ


 

ーーーそこから、GPに入社したのにはどんな経緯があったのでしょうか?

 

若木:大学、社会人でラグビーをやっている時から次の人生のことは考えていて。多分、この先、指導者側になることはないだろうな、と。スポーツを離れて、経営者になりたいという目標があったんです。そのための知識を付けるために転職先を探し、唯一選考を受けたのがGPでした。


※転職活動についての記事※ https://employment.en-japan.com/tenshoku-taikenki/story-240/

 

ーーー前職までラグビーを軸として進路を選ばれて来たところから、初めてラグビーを離れて転職した先がGPだったんですね。選考時に感じたことなどは覚えていらっしゃいますか?
 

若木:僕が選考を受けた時はまだGPも小さい会社で、社員も30人くらいしかいなかったのですが、役員の皆藤に面談してもらった際、「すごいイケイケな会社だな」という印象を受けました。皆藤を見ただけで活力がある会社だというのがひしひしと伝わってきたのを覚えています。
そんな面談の最中に、社長がいきなり面談に入ってきたんです。社長の第一印象は「すっげえ貫禄だな。」と感じました。
「経営者を目指していて、どんどん稼ぎたいし、成長したい」という気持ちを伝えると、「ポジションも年収も、結果を残した分だけ上げていける」とおっしゃっていただいて、入社を決めました。

 

「負けたくない」の一心で、周りの技を盗んだ

 

ーーー数年前のGPは現在よりもっとゴリゴリの営業スタイルだったと伺っています。若木さんも「稼ぎたい、成長したい」というガムシャラな時代を経て、より広い視野でチームを率いるマネージャーへと成長されているかと思います。入社後、具体的にどのように成長されてきたのでしょうか?

 

若木:入社後、会社の育成方針として、色々学んでから営業部に行ったほうが良いとのことで、ジョブローテーションで複数の部署を回りました。

まずは制作部に配属になりました。営業が受注した企業様とコミュニケーションをとりながら動画制作やアップロードをしたりして、実際に営業を行う前にサービスについて学びました。その後、法人営業のテレアポをメインとした回線事業部に行き、そこで法人の方と話す免疫を付けていきました。それらを経て、YouTube新規営業部に配属されました。2年ほど新規開拓営業をしていたのですが、去年の7月末からは新しくYoutubeの動画視聴中に表示される動画広告の制作と運用をする事業の立ち上げを行っています。

 

ーーーさまざまなポジションを経験した中でも、特にご自身の成長を感じたポイントはありますか?
 

若木:コミュニケーション力はすごく鍛えられたと思います。結構人見知りだったんですよ。みんなからは「嘘だろ」と言われるんですけど、自分から人に話しかけるのが苦手だったんです。でも、法人、経営者を相手にテレアポや商談をするとなると、会社やサービスの前に、まず僕を信用してもらう必要がある。だから、相手の事を聞くだけじゃなく、自分のことも話しながら、相手に心を開いてもらう。そんなコミュニケーションを取りながら取引につなげられるようになったのが一番成長した部分かなと思います。その後も、こまめに連絡をとっていると、その方から別のお客様を紹介いただけたりするんです。

 

ーーー人見知りを克服して、結果を出せるようになったんですね。それまでは、しんどいこともあったのではないでしょうか。
 

若木:ありました。入社当時は、月に1件も受注できない時があったんですよ。焦って悩んで、同期とも毎日、「俺あと1ヶ月頑張ったら辞めるわ」というような話をしていた時期が半年間くらいありました。

 

ーーー何がきっかけで飛躍できたのですか?

 

若木:周りに結果を出してる人が何人かいたんですよね。「辞めたい」と思いながらも「負けたくない」という気持ちがありました。周りの仲間が達成すると、ものすごく嬉しいんですけど、その反面めちゃくちゃ悔しい。自分の成長スピードが他の人より遅れてるとすごく感じたので、「このままじゃやばいな」とこっそりできてる人の商談のログを聞いてコツを盗んでいるうちに結果がでるようになってきました。
あとは、やっぱり「稼ぎたい」という気持ちもずっとありましたね。

 

現在は仕事で結果を出しながら、育児にも奔走

 

ーーーその原動力の一つに、ご家族、特にお子さんの力もあるのかなと思います。実際に、お仕事しながらどんなふうに育児に関わっているのかもぜひ伺いたいです。
 

若木:2歳の息子がいまして、20時すぎには帰るようにして、平日の夜は僕がお風呂に入れて、遊んで、歯磨きして、寝かしつけてます。休日は奥さんが仕事をしているので、一日中僕が世話をしています。
 

ーーーマネージャーでお忙しいと、もっと仕事が長引くこともあるのでは?と思っていたのですが、どうやって調整されているんですか?
 

若木:子供が生まれるまでは、23時、24時に家につくのが当たり前でした。でも、「これって定時内でもできることだよな」とずっと思っていて。それで、子どもが生まれたことをきっかけに、今までできていなかったタスク管理をしっかりするようにして業務効率を上げました。それでも定時を超えてしまう場合は終わりの時間を決めてだらだらしない、という風に変えました。

 

ーーー仕事でも業務効率を上げて、おうちでは奥様と役割分担しながら子育てをしていらっしゃるんですね。

 

若木:子どもはなくてはならない存在ですからね。僕が帰って来て、玄関を開けた瞬間に「パパ来た」って突進して来ます(笑)。日々、「もうそんなことできるようになったの?!」って成長を感じています。 

 

ーーーお子さんの成長と、パパのモチベーションは比例するんですね(笑)。息子さんから見てどんなパパでいたい、どんな大人でいたい、というイメージ像などはありますか?

 

若木:かっこいいと思われるパパになりたいと思ってます。でも、かっこいいパパって何なんだろう...。(そばにいたGP広報の栗原に対して)何、栗ちゃん。かっこいいパパって。

 

栗原さん(以下、栗原):んー。若木さんのお父さんはどんな方ですか?

 

若木:俺の親父はしゃべんない。結構寡黙な人で。怒ったらすごく怖いんだけど、でも普段は優しい。自営業をしてて、ちっちゃい頃は朝めちゃくちゃ早く家を出て、22時ぐらいに帰ってきてたから、平日は一緒にいる時間は少なかったけど、休日は海に遊びに連れてってもらったりしてた。そういうところで愛はすごく感じてた!

 

栗原:なるほど。じゃあその影響もあって、「自分も家族との時間は大事にしよう」っていう感じですか?

 

若木:そうだね。うちの家族、めちゃくちゃ仲良いんだよね。母さんとも普通に恋愛の話してたし。よく家族5人で遊びに行ったり、今も帰省したら、一緒に飲んだりもする。そういう家庭を築きたいなと。今後息子が成長して、物心ついたときに、「ちゃんと家庭のこと思ってくれてるんだろうな」って思ってもらえたらなって思う。息子が結婚した時、子どもができた時に、同じような家庭を築きたいと思ってくれたらいいなと思う。「やつれてんな、仕事に追われてるんだろうな」とは思われたくないね。

 

栗原:だとすると、そういった家庭を作れるような、お父さんみたいな人が、若木さんが思う「かっこいいパパ」なのかもしれないですね。
 

ーーーそのために、仕事も楽しんでいらっしゃるんですね。(栗原さん、ナイスパスありがとうございました!)

 

多くは語らないが、会社でも背中を見せる存在でありたい

 

ーーー役職を持っている方が効率的に働いていると、周りにもすごくいい影響を及ぼしているのではないでしょうか?

 

若木:そうですね。以前は、早く帰るのは悪!みたいな雰囲気があったんですよ。でも僕が部下を持ってからは、自分が早く帰るようにしてましたね。そうしないと、みんな帰らないので。今では、みんな早く帰るようになってますね。その分日々の目標をしっかりやっておかないといけないんですけど、そこをやりつつ、「早く帰って自分の時間にあてるぞ」というのを行動で示すことは心がけています。

 

ーーー会社でもメンバーの方に背中を見せていらっしゃるんですね。

 

若木:僕はあんまり言葉で言うタイプじゃないんです。営業ではもちろん数字を作ってチームを引っ張っていきますけど、これから部下が部下を持つ時にも、僕の接し方などを真似してもらえるようになりたいと思っています。

 

栗原:僕も一時期、若木さんのチームにいたことがあるんです。多くを語る方じゃないんですけど、めちゃくちゃ周りをよく見てくれてるんですよね。本当に背中で語る「漢」っていうイメージなんですけど、愛を感じる上司だと思います。
 

若木:ありがとう。そこはもしかしたら、ラグビー経験が活かされてるのかも。

 

ーーー素敵です。

ーーー今、若木さんご自身が心がけていることを伺えたのですが、育児関連で会社に求めることはありますか?

 

若木:若いメンバーが多いので、これから結婚して、子どもが生まれる人が増えてくると思うんですけど、僕らの世代って、仕事とプライベートを切り分けたい人が多いと思うんですよ。なので、育児休暇は今もありますけど、「この日とこの日は早く帰って、家族やプライベートに費やしなさい」という動きが会社の方針として、もっとあればいいなとは思います。

 

ーーーそれができるという例を若木さんご自身が示している、というイメージですよね。

 

「会社は学校」。これほどに成長できる会社はない

 

ーーー若木さんが思うGPの魅力はどんなところでしょうか?

 

若木:学ぶ機会を与えてくれるところですね。わからないことを聞いたらすぐに教えてくれる。ヒントをくれる環境がものすごくあります。今、新規事業の立ち上げを任せてもらえていることもそうですし、MBAの勉強もできる。それこそ最近も、社長の山本に同行して経営者だけが集まるセミナーに参加させてもらったり。そんなチャンスを与えてくれる、これほどに成長できる会社はあるのかなと思いますけどね。僕は学生時代勉強してこなかったので、勉強癖をつけることにはものすごく苦労してますけど。

 

ーーーいくら勢いがある会社とはいえ、根本に勉強癖があることが大事ですよね。どうやって乗り越えているのですか?
 

若木:本を読む耐性を付けているところです。あと漫画の『キングダム』をマネジメントのバイブルとしています。結構マネジメントについて学べるし、何より漫画だから苦にならないです(笑)。

ーーー組織の中での役割を診断できる「キングダム診断」っていうの、流行ってましたよね。若木さんもやりましたか?
 

若木:やりましたやりました!、、、あれ、俺なんだったっけな、、、?
 

栗原:若木さんは多分、「騰」かな。王騎の下で、多くは語らないけど力があって、新しいことを任されて引っ張っていくタイプ。

 

ーーー確かに、ここまでのお話を伺っているとぴったりですね!

 

5年後には経営者になっていたい


ーーー最後に、家庭もチームも引っ張る若木さんの今後のビジョンを教えてください!

 

若木:僕は、先にも触れたように「30歳で自分の会社を持つ」と決めてこの会社に入りました。30歳まであと3年ちょっとなのですが、正直まだスキルが足りないかなと思っています。今、マネージャーという立場になって、社長や幹部と話す機会が多くなっているので、そういった場で経営のスキルや、マネジメント力をつけていきたい。直近では、今立ち上げている事業を売上の柱となるように育てたいです。5年後には独り立ちして、社長の山本のところに、経営者として訪問するという夢もあります。

パパとしては、子供にいろんなことやらせたい。自分はスポーツしかやっていなかったので、それ以外にも好きなことをやらせてあげたいです。そのために稼ぎます!
 

取材後記

ラガーマンからビジネスマンになり、毎日辞めようと考えていたところからマネージャーにのし上がった若木さん。業務効率をあげることでご家族との時間も作り、経営者になりたいという夢もあるという素敵なライフプランを築いていらっしゃいました。
育児などのライフイベントに合わせた会社のサポートはもちろん欠かせないですが、若木さんは、子育てをしているからこそ仕事を楽しみ、その働き方を周りに伝染させていらっしゃるかっこいい大人だと感じました。若木さん、(そして今回も素敵なお話を引き出してくださった栗原さん)ありがとうございました!
 

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