東大宮で異彩を放つ不動産、55HOUSINGってどんな会社?

レッド

written by 斉藤彩

埼玉県さいたま市、宇都宮線「東大宮駅」から徒歩1分。
ここにあるのは、口コミの評価が高すぎる!?と噂の人気の不動産、「55HOUSING株式会社」。
今回は代表インタビューということで、仕事の魅力から会社の秘密、気になるお金の事情まで、根掘り葉掘りお話を伺いました!
「55HOUSINGってどんな会社?」「代表ってどんな人?」そんな疑問にお答えします!

インタビュイー:田本 健一(たもと けんいち)さん

インタビュイー:田本 健一(たもと けんいち)さん

埼玉県の東大宮駅に店舗を構える不動産会社、55HOUSING株式会社の代表取締役社長。
出身は群馬県で、大学の時に上京。
奥様と2人のお子さんがおり、今はさいたま市で暮らしているんだとか。
2015年に55HOUSINGを立ち上げるまでは、不動産会社で15年ほど務めていた。

<田本さんってどんな人?>
・目を合わせるだけで周りに伝染するような、優しい笑顔が魅力的
・新卒ということもあり、インタビュアー西田の成長を自社の社員のように気にかけてくれている
・真面目な話の中にも軽い冗談を交えつつ、相手を和ませるエンターテイナー

インタビュアー:西田 菜々帆

インタビュアー:西田 菜々帆

「働くかっこいい大人を増やす」をビジョンに中目黒にオフィスを構えるインビジョン株式会社の営業担当。
急遽日程が決まった田本さんとの初対面には、なんとジーパン&ビーサンで挑んでいる。
この日が人生初めての取材ということもあり、緊張で上手くWi-Fiを繋げられなかったという。

 

原点は近所のおっちゃん!?不動産業を始めた意外なきっかけとは

 

ーーー早速ですが、田本さんはどうして不動産屋さんの社長になろうと思ったんですか?

不動産がやりたい、というのは実は子供のときから思ってたんですよ。

子供の頃みんなで野球やったあとに「みんなで風呂行こう!」って話になったんだけど、家のお金に余裕がない数人で「用事あるって嘘ついて帰ろう」って話していたんです。
でも野球コーチの中に金持ちな近所のおっちゃんがいてねぇ。僕等がお金のことを気にして帰るって言ってるのを察してくれて「みんなでいこうよ!」って言ってくれて、お金も全部出してくれて。銭湯の飲み物も「好きなだけ飲んでいいぞ!」って言ってくれて。
とにかくかっこいいヒーローだったんですよ、我々にとって。そのおっちゃんの仕事が、不動産だったの。

当時は不動産が何なのかもよく分からなかったけど、稼げるんだなっていうのを身近で感じてたから、いずれやれたら面白いなって思ってたんだよね。

 

ただ若造が急に何千万の商品を売ろうとしたって、世の中そんなに甘くないだろうし、っていうことで最初はもっと商材の安いもので営業やってたんです。そうやって4、5年かけて営業のノウハウを覚えてから、この業界に入ったんです。

そこからはずっと営業やって、責任者やったりなんかしてたんだけど、大学も経営学部だったし、昔から自分でやりたいっていう想いがあったんで、6年前に一緒に勤めていた仲間と二人で独立してこの会社を立ち上げました。
心のどこかに「いずれはあのおっちゃんみたいにやってみたい」っていう想いがずっとあったんです。

 

ーーー立ち上げの際に東大宮を選んだのはどうしてですか?

もともと埼玉に縁はなかったんですけど、以前川口に住んでいて、子供ができたタイミングで東大宮に来たんですよ。
そしたらすごくいい街でねぇ。住んでみるとあるじゃないですか?自分に合うとこと合わないとこ。6年間東京にも住んでたけど、疲れちゃったんです。笑
それに比べてここには都会の良さも田舎の良さもあっていざ暮らし始めたら思った以上に住み心地が良くて

 

東大宮にしたのは「自分が住んでいいところだったから」かな。やっぱり自分が良いところじゃないと勧められないじゃないですか?

今は軌道に乗ってきたけど、最初は誰も会社のこと知らないし、相当苦労しました。HPもなければ何もないですから。

 

ーーー今は素敵なHPがありますよね!ずっと気になってたんですけど、パンダやサルの被り物をしているのはどうしてですか?

あれはね、面白いほうが良いと思ってねぇ。笑
不動産ってちょっと入りにくりじゃないですか?敷居が高いというか。それを払拭するために、ちゃらけた感じにしようと思って
お客さんが見たときに「面白いな」ってひっかかってくれたら嬉しいじゃないですか。だから比較的お客さんもラフな人が多い気がします。

 

やりがいは桁外れ!家売る仕事の魅力に迫る

 

ーーー不動産の仕事の魅力はどんなところだと思いますか?

感謝されることですかねぇ。家の場合はずっと住む訳ですから。
自分も家買った時の営業の人を今でも覚えてるから、そうゆうところですかねぇ。
家なんて何回も買うもんじゃないから、強烈に印象に残るんです。その大きなイベントのお手伝いができることが魅力かなって…。

 

普通に生きてるとなかなか人に感謝されることって少ないと思うんです。本心でお礼を言ってもらえたりとか。その点この仕事はすごく感謝してもらえるんですよ。菓子折り持って来てくれるお客さんがいたりとかねぇ。

 

ーーー菓子折りいただいている写真、ブログで見ました!

あれ仕込みじゃないからねぇ?笑
なかなかないじゃないですか?
今まで人に感謝されることはそんなにしてこなかったんで、人に感謝してもらえて、収入にも繋がって。いい仕事だよなと本当に思います。

 

日々の出来事を綴ったブログはこちらからお読みいただけます!

 

 

”人が良い”だけじゃない!55HOUSINGの強みとは

 

ーーー田本さんは今も営業されてるんですか?

今は、新人の同行とか、サポートに入ったりしてますね。

 

ーーー営業メンバーは何名いるんですか?

今は5人います。

 

ーーー他のメンバーの方は何をされてるんですか?

広告配信とかをメインでやってる人、買ったお客さんのフォローをしてる人、銀行と折衝したり、写真を撮りに行ったりする人、物件サイトに情報を打ち込む人…
といった具合に、うちは完全に業務を分けています

営業はいろんなことを吸収していく仕事です。だからなるべく営業だけに集中させたいっていう思いが強くて、あえてそうしています
だから営業に専念してやりたい人にはすごくいい会社だと思います。

 

普通の会社だと営業が写真も撮りに行って、帰って来て物件サイトに入力して、って感じで企画したあとの事務作業もやらなきゃいけない、なんてことも多いんですけど、そこに時間を取られちゃうと数字が上がんなくなっちゃうんです。

 

ーーー皆さん月に何件くらい契約を取ってるんですか?

本当に人によるんだけど、理想としては1人月4件は達成してほしいです。
一番稼いでる人だと月8件とか売っています。

 

ーーー1年後に売上をどれくらい伸ばしたい、っていう計画はありますか?

今が3億くらいですので、4億くらいになればいいですかねぇ?
売上1億プラスとして、営業メンバーが6~7人まで増えればいいですね。

 

ーーーそのために今営業さんを募集されていると思うんですが、55HOUSINGさんの営業に向いているのはどんな人だと思いますか?

営業ってなると、正直できる人が少ないんです。何千万もの商品を買ってもらうわけだから、やっぱり甘くはないですよね。

野球選手とかサッカー選手とかって、どんなに一生懸命やっていても体格が恵まれなかったり、運動神経が足らなかったり、プロには全員がなれるわけじゃないじゃないですか?
何千万もの売買の仕事って、それと一緒で誰でもできるわけじゃないんです。
だから、最初は「挑戦してやる」って気持ちがある人がいいですね。

 

「商材が安いから給料が割に合わないな」とか「もっと高いもの売ってスキル身に付けたいな」とか、営業に前向きな人が来てくれたら嬉しいです。

 

ーーー多少は営業経験があった方がいいんでしょうか?

営業経験はあったら嬉しいです。仮になくても人間力が高い人なら大歓迎です。
あとは向上心。営業の本読んだりとか、必要以上に人と喋ってみたりとか、あとは親や彼氏彼女に「私のトークどう?」ってやってみたりねぇ。笑

 

ーーースキル以上に「努力家かどうか」みたいなところなんですね。

そうですね。営業の仕事って、突き詰めて行くと時間が足りなくなるんです。お客さんと話す中で、どんな会話になっても大丈夫なように、いろんなことに対してある程度の知識を持っていないといけない。お客さんの職業、収入、年齢は、当たり前だけどバラバラですからねぇ。

例えばギャンブル、パチンコ、競馬みたいな話もあれば、世界情勢が、株が、政治が、って話まで、どんな会話になるか分からないじゃない。そういうときに「私は分かりません」って壁作っちゃダメじゃない。

 

ーーー例えばですけど、銀座のスナックのママとかが特化してる技術なのかなって思いました。

そんなイメージですね。「この人嫌だな」って少しでも思った相手から、家なんて大きい買い物したくないじゃないですか?
どっちかっていったら話しやすい人がいいでしょう。仏頂面の人よりはニコニコしてる人がいいでしょう。
だから何にでも興味があってみんなに好かれるような人だったら、家も売れるようになるんじゃないかな

 

ーーー田本さんが営業をしているときに大事にしていたことはありますか?

謙虚な気持ちを持つこと、横柄な態度をとらないこと感謝の気持ちを忘れないことですね。人間ってすぐ感謝の気持ち忘れるじゃないですか。

みんな一回は勘違いする時期ってあるんですよ。恥ずかしながら私もありました。営業でうまくいくと「俺ってスーパースターなんじゃないか」って。


でもそれは周りの協力があったりとか、もともとは親が生んでくれて、体が丈夫で、不自由なく仕事ができて、友達や恋人が側で支えてくれていて、っていうことを忘れちゃうんだよねぇ。

うちの営業が数字を取れるのも、写真を撮りに行ってくれたりとか、広告の入力をしてくれたりとか、銀行と面倒な手続きしてくれたりとか、みんなの協力があってこそだよって。
自分を走らせてくれているのは周りのスタッフだし、買ってくれるお客さんがいるから営業がいるわけだし、そういう繋がりに対して感謝を忘れちゃだめだよねぇ。

 

ーーー営業には自信も大事だけど、それ以上に謙虚さが大事、ということですね。

ホームランバッターの人ってさ、ただ才能があるだけじゃなくて、誰よりも練習するじゃない。家帰ってバット振って。それって不安だからだと思うんだよねぇ。学校の先生であれば、自分で授業の動画撮ってみて見返したりとかねぇ。

 

人の見えないとこで練習して、何にもしてないですよって顔でしてるような人、好きだなぁ。「もっと上手くなりたい」っていう謙虚さから生まれる探求心が、その人を成長させるんだろうねぇ。

 

ーーー自分は600万くらい稼げればいいや~って人は向いてないってことですよね。

そうゆうこと。このくらいでいいやって思ったら、もう衰退しかないと思う。俺すごいじゃんってなると、だんだん落ちていくからねぇ。

営業の何が難しいかって、成績上げてそれを継続させることなんだよねぇ。1ヶ月トップになる子っているんだけど、本当に凄いのは年間でトップになれる人だよ。

 

「会社は人が作るもの」。今後の55HOUSINGに乞うご期待!

 

ーーーこの先55HOUSINGをどんな会社にしていきたいですか?

会社を大きくするとか、人を増やしていくとかって描くのはいいんだけど、人が揃ってないのに規模だけ大きくしようっていうのはどうなの?って思うんだよねぇ。

会社って人が作るものじゃないですか。だから「とにかく支店を増やすぞ!」って感じじゃなくて、あとは野心があって信頼できるスタッフが「自分に新店やらせてくれないか」って言ってきたら、そのときが分社するタイミングかなって思ってるんです。

 

先のことなんて分かんないよねぇ。10年後に会ったときにうちがなくなってるかもしれないし、方向転換をしてタピオカ屋になってるかもしれない。笑
不動産あんだけ好きだって言ってたじゃん!ってね。笑
時代の流れとかもあるし、それでいいとも思うんです。

 

ーーータピオカ屋にならずに今のまま不動産を続けるとして、野望みたいなのってありますか?

そうだね、やる以上は一番になりたいよねぇ。今はお山の大将ぐらいな感じだけど。笑
この小さなエリアだけでも一番になれないくらいだったら、廃業した方がいいんじゃないって思ってやってます。

 

ーーー田本社長、かっこよすぎます…!今日は素敵なお話をありがとうございました!

 

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