大事なのは「生の会話」。トヨタカローラ鳥取が大切にする、人としての学び

ピンク

written by ダシマス編集部

トヨタカローラ鳥取株式会社

鳥取県・島根県で自動車販売・アフターサービスを展開するトヨタカローラ鳥取株式会社。入社8年目の営業職・松田さんにインタビュー。入社当初は「車が好き」というわけではなかったという松田さん。中堅社員になって感じる仕事の醍醐味や会社の魅力を伺いました。

松田力哉さん

2017年入社。米子店・営業部門所属。入社後、営業職として3年ほど経験を積んだ後、本社にてイベント企画業務を約2年間担当。その後、再び営業職に戻り、現在は米子店で個人・法人のお客様を担当。「話を聞くこと」をモットーに、ロープレよりも生の会話を重視し、お客様との自然なコミュニケーションの中から最適な提案を導き出す信頼関係構築を大切にしている。

人と人としての信頼関係を築くのが仕事

──改めて、会社の事業内容と営業部署の役割について教えてください。
 

自動車の販売とアフターサービス、それから自動車に関わる周辺商品の販売をしています。営業は、お客様と一番接する機会の多い部署です。お客様は一般の方がほとんどですが、法人のお客様もいらっしゃいます。来店されたお客様のお話を聞きながら、ご要望にあったサービスや商品をご提案しています。基本的にはお客様1人に対して1人の担当営業がつくので、人と人としての信頼関係を築くことが何よりも大切です。

──この仕事ならではの醍醐味を教えてください。

基本的にはお客様1人に対して1人の担当営業がつくので、人と人としての信頼関係を築くことが何よりも大切です。話していくうちに「松田さんだったら頼れる」「松田さんから買いたい」と言っていただけると、すごく嬉しい気持ちになります。

──お客様の心を動かすために工夫していることはありますか?

一番意識しているのは、自分の話ばかりしないことです。最初はやっぱりがむしゃらだったので、自分の話にいかに納得してもらうかが大事だと思っていました。でも営業ってそういうもんじゃないな、と学んできましたね。お客様の話をよく聞くことが大事。その言葉の中に必ずヒントがあると思っているので。その話を聞いて、自分がどう感じ、どう考えているかを直に伝えたら、すぐではなくても数年後に車を買い替える際にたよりにしてくださるお客様がいらっしゃいます。

──どのようにお話を引き出しているんですか?

車の話だけではなく、共通点を探すところから入ることが多いかもしれません。入社当初はロープレもよくやりましたが、やっぱり生の会話の方が大事だなと思っています。

自分1人の調子が良くても、会社としては成り立たない

──これまで一番大変だったエピソードや、失敗から学んだ経験はありますか?

正直、大きな失敗は今のところないんです。「大変だな」「失敗しそうだな」ということに関しては、事前に予想して上司やマネージャーに事前に報告するようにしています。長く続けている方は経験が違うので、的確なアドバイスをもらえます。スキル面で困ることはそこまでなく、助かっていますね。

──ターニングポイントになった仕事や出来事はありますか?

入社3〜4年目ぐらいのときに、1回営業を離れて本社に2年間勤務し、車両展示などのイベント企画の業務をしていました。お客様へのおもてなしの仕方やノベルティを考えたり。
1,2年目は自分の目標を達成することで精一杯でしたが、本社でイベント企画を経験したことで全体を見渡す必要性を学びました。目標意識が個人から全体になったことが大きいですね。自分1人の調子が良くても、会社としては成り立たない。周りの人がどんな行動をしていて、何を目標にしているかを認識しながら、自分ができることを探していけるという視点を持てたのが一番良かったです。

──仕事で「この会社らしいな」と感じることはありますか?

お客様が引越しをされる際に、グループ会社内の店舗間でお客様の引き継ぎをすることがよくあります。私も引き継ぎをしていただいたことがあって。他店所属ではありますが、お互いに顔を合わせる機会があり、人柄を知っているからこそスムーズに引き継ぎができるんですよね。「このお客様には、この人が合っていそう」と判断し、安心して引き継げるのも魅力です。

 

働く人が楽しく前向きだったら、成果もついてくる

──入社された頃と比べて、会社はどういうところが変化していますか?

働く環境が綺麗で快適になっていると感じます。米子店は、今年のお盆明けからショールームと事務所をリニューアルしたんです。お客様のことを思って、という理由もありますが、弊社の代表が働く人をすごく大事にしてくれていると感じます。「働く人が楽しく前向きだったら、成果もついてくるよね」と常日頃から言っていて。
また、若手の研修向けの「STGカレッジ」という施設も新設されたんです。鳥取・島根の全店のスタッフ共通で研修を受けられる施設で、今まで以上にフォローがしやすい環境ができていると思います。私が新人のときはなかったので、すごいなと思いますね。

──STGカレッジではどんな研修をしているんですか?

「人が人を作る」というコンセプトで作られた施設で、新入社員研修の最初の1週間は全職種が集まって、会社のことや応対マナーなど、基本的なことを学びます。
その後、4月の残り3週間ぐらいは職種に分かれて専門研修を行います。ただ、車の勉強はほぼ出てこなくて。何をしているかというと、コミュニケーションのトレーニング。どれだけ相手を掘れるかという研修内容がみっちりあるんです。車の知識がない中でも相手を引き出す、という研修ですね。

──「車を扱う業界だから」というよりも、社会人としての学びが大きいのですね。

そうなんです。以前、弊社で飛び込み訪問の営業スタイルをとっていたことがあって。そこで得られていた力がまさに人と人との信頼関係だったと思うんです。その時の知見を活かされていると感じます。業界を問わず活躍できる「人作り」に力を入れています。

──ご自身が実際の現場で、後輩や若手の方と接するときに心がけていることはありますか?

一旦、本人に考えてもらうこと。教えてもらうばっかりだと身につかないので。これは先輩からやっていただいたことを自分も実践しています。

──仕事以外でも「この会社らしい」と感じる文化や制度はありますか?

鳥取・島根両県で4社のグループ会社なので、結構規模としては大きいんです。年頭表彰や年度会議など、グループ全体で100人以上が集まる機会もあるので、いろんな話を聞けたりして、自分も成長するし刺激になっています。スポーツ好きな人も多いですし、それ以外でも鳥取・島根の美味しいところを集めた雑誌を作っている人もいて、自分の好きなことを実践できる環境です。特に、グループ4社対抗の野球大会は結構「ガチ」。ちゃんと仕事として、遊ぶときは思いっ切り遊ぶことができる会社なので、すごく楽しくやっています。
 

しっかり楽しんで、遊んで、今しかできない経験を

──少し時を遡って、松田さんがトヨタカローラ鳥取に入社した決め手を教えてください。

人事の方に惚れたからですかね(笑)。学生時代は車に詳しいわけでもなかったし、人と話すのもそこまで好きじゃなかったんです。でも説明会を聞いて、人事の方が話している様子や表情が楽しそうで。その印象は今も変わっていないです。
 

──最後に、これから一緒に働く仲間にメッセージをお願いします。


今は学生生活をしっかり楽しんで、遊んでもらって、今しかできない経験を積んでほしいです。僕も入社前は今の仕事のことは何も知らなかったですが、ここまで成長できたので!入った時点から学べる会社なので、楽しくやっていきましょう!

この記事をシェアしよう!

  • hatena