上場を機にさらなる飛躍を続けるダブルツリー。社員一人ひとりの人間力が生む企業の魅力

ピンク

written by ダシマス編集部

株式会社ダブルツリー

軽自動車販売数・点検数ともに地域最多を誇るモビリティ事業、そしてカフェ、フィットネス、観光分野を中心に店舗運営を行うコンフォタブルライフ事業を展開するのは、株式会社ダブルツリー(以下:ダブルツリー)。前回に続くインタビュー第2弾として、人事・採用を担当されている伊原 大樹(いはら ひろき)さんにお話を伺いました。

「ダブルツリーには、目指したくなる社員がたくさんいる」と語る伊原さん。同社に集う社員の持つ“人間力”と、それを裏づける社内文化、日々の努力について探ります。

人事グループ 伊原 大樹(いはら ひろき)さん

人事グループ 伊原 大樹(いはら ひろき)さん

愛媛県出身、尾道市立大学卒。入社後、ダブルツリーのモビリティ事業にて自動車の販売や納車を経て、現在は人事を担当し採用活動やイベント運営を担う。ラーメンとランニングを愛する入社6年目(2025年時点)の中堅社員。

念願の上場達成。新業態への挑戦、多角化を続けるダブルツリーの現在地

――前回の取材から1年。貴社の柱であるモビリティ事業とコンフォタブルライフ事業、それぞれにおいて、変化した点があれば教えてください。

岡山県内の企業でも数少ない、上場企業となったことですプレスリリース)。

50周年(2022年4月)という大きな節目を迎えて以降、ここ数年、次のステップアップとして株式上場を目標に会社として取り組んできたのですが、社会からも信用と実績を認められ上場を達成することができました。上場を果たすことで、社内のクリーンさを証明し、社内だけに留まらず、昨今の自動車業界のイメージを変えるために会社としても総力を挙げています。具体的な取り組みの一つは、厚生労働省より「子育てサポート企業」として「くるみん認定」を取得できたことですね。

その他、2024年6月に岡山市内にアップル岡山店を出店し、運営を開始しました。車買取・販売を展開するアップルオートネットワーク株式会社のフランチャイズ店舗で、これまで自動車販売や点検整備、鈑金塗装業を展開してきた弊社としては初の買取事業への挑戦となります。

軽自動車、かつ届出済み未使用車販売に特化した弊社は、1店舗あたり1ヶ月で100台前後を売り上げています。昨今の自動車業界の動向を見て、不安を抱えているお客様もいらっしゃると思います。そうした印象をアップデートし、お客様により安心してご利用いただけるよう、事業の幅を拡大していくのが狙いでした。ありがたいことに、オープン直後からお客様からも多数のお問い合わせをいただき、とても好調です。

コンフォタブルライフ事業においては、2024年4月に倉敷市にて、新たなオリジナルブランド「くらしきドーナツの木」を出店いたしました。美観地区で唯一生ドーナツが食べられる店舗として話題を呼び、お昼過ぎには売り切れてしまう日も続出するほど。海外の方や観光客の方を中心に、大変好評いただいております。また2024年12月にはエニタイムフィットネス妹尾店を新たにオープンしました。フィットネス事業も大変な人気をいただいております。

▼事業についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
学生さん達と伴走する人財担当者でありたい――ダブルツリー人事・植田さんの思い

――1年の間で多数の新たな取り組みがスタートされていたのですね!

そうなんです。前身の「くるまのハヤシ」から出発し、創業から50年以上。時代や地域のニーズを柔軟に捉え、お客様の地域の「持続的で最適な“移・⾷・住”」を支える第一人者として、邁進してきました。

今後の展望としても、事業の幅をどんどん拡大していくことを目指しています。岡山・香川地域を中心に、これまで培ってきたノウハウを横展開し、弊社が中心となって大きな街をつくることができたら最高だなんて、個人的には考えています。

弊社が展開するサービスは、「地域初出店」のものが多いんです。目に見えてお客様の生活に潤いをもたらしているのが実感できるのは嬉しいですし、ワクワクしますね。初挑戦の分野でも、果敢に挑んで開拓していく会社なので、つねに刺激を得られる環境で働くのも楽しいです。

 

インターン生にも本気でぶつかってくれる。社内に浸透する“人間力”とは

――伊原さんは、どのような経緯でダブルツリーに入社されたのでしょうか。

私は2020年に新卒で入社しました。ダブルツリーとの出会いは、大学の先輩の紹介で参加したインターンシップ。当時は自分のやりたいことがわからず、正直しっかりしているとは言えない学生時代を送っていました。

でも、そんな私に対して、他のどの会社よりもまっすぐに向き合ってくださったのが、ダブルツリーだったんです。まだ入社するかもわからない私に対して、時には厳しい言葉で叱ってくださったり、進路に迷っていた私に、車を出して店舗社員との面談をセッティングしてくださったり。一人ひとりにここまで真摯に向き合う会社は、他にないと感じました。

――お叱りの言葉を受けた際、正直、嫌な気持ちにはならなかったのでしょうか。

むしろ、こんなあたたかい会社で働きたいと強く思いました。嫌な気持ちにならなかったのは、当時向き合ってくれた先輩社員の言葉に愛情を感じたからだと思います。「僕のことを思って言ってくださっているのだな」と理解できたし、真心のこもった言葉を慎重に選んでくださっているのが伝わってきたんです。

――胸を打つ先輩社員との交流が、入社の決め手となったのですね。そのような社員の人柄は、カルチャーとして全社に根付いているのでしょうか。

そう感じます。弊社は、仕事熱心で成長志向が強く、人間味にあふれた社員が多いんです。仕事だけにかかわらず、趣味やプライベートにも目標を掲げて自己研鑽に励んでいて、勉強意欲の高い社員がたくさんいます。後輩教育においても、面倒見のいい性格の方が集まっているように感じます。

私の直属の上司も、まさにそんなタイプなんです。その方は、人事部に異動してからというもの、夜も熱心に勉強をしていて、外部の研修を受けたり、本をたくさん読んでインプットをしたり、部下のサポートを細やかに行ってくださったり……。率先して仕事の幅を広げていく背中を見て、心から尊敬しています。

――身近にロールモデルがいるというのは、働くうえでもモチベーションにつながりますよね。

「こんな人になりたい」と思えるような社員がたくさんいるのも、弊社を語るうえでは欠かせない魅力かもしれません。一般社員だけでなく、経営層に至るまで、人としての考え方や他者とのコミュニケーションについて日々勉強されている方が多いので、キャリアパーソンとしてだけでなく一人の人間としての目標を見つけられるのは大きな刺激になります。

 

部署異動したことで自分の行動を客観視。自ら行動を起こすことの大切さを実感

――伊原さんが人事グループに異動されてきたのは1年前のことだと伺いました。それまでは、どんな仕事をしていたのですか。

入社してから5年間、自動車販売担当として店舗で働いていました。お客様のご案内や販売業務、納車までのサポートが、主な業務内容でしたね。車両点検などのタイミングで、「あのとき車を買っておいてよかったよ」とお客様からお声がけいただけるのがやりがいでした。

――人事に異動して1年、現在の率直な心境をお聞かせください。

以前に比べて仕事の幅も広がり、大変ではありつつも、仕事の楽しさを日々味わっています。現在の部署では、未来ある学生たちと出会い、人生の大きな決断の瞬間に立ち合う機会が多々あります。やる気に満ち溢れた素敵な学生たちが弊社で働きたいと伝えてくれたときには、大きなやりがいを感じますね。

――販売担当としての4年、そして人事としての1年を経て、何かご自身に変化はありましたか。

販売担当として働いていた4年間を、より冷静に振り返る時間が増えたように感じます。人事という仕事柄、各職種の魅力を具体的にお伝えする必要があるので、自ずと「あの頃はどうだっただろうか」と考えるようになるんです。

当時は一生懸命やっていたつもりでしたが、今考えてみると、やはり未熟な部分が多かった。どんな仕事においても、活躍している方に共通しているのは、圧倒的な行動量と勉強量なんですよね。失敗を恐れて足踏みをするくらいなら、一歩進んで失敗から学ぶほうがずっといい。人事に移った今は、今まで以上に自ら行動を起こすことを大切に仕事に取り組むようになりました。

 

「どんな自分になりたいか」の先に、ダブルツリーがあれば嬉しい

――改めて、ダブルツリーの魅力を教えていただけますか。

事業の多様性や顧客ニーズへの適応力、地域への貢献度などはもちろんのこと、社内の雰囲気の良さも自信を持ってお伝えできる魅力の一つです。社長自身が誰に対しても気さくに話しかけてくださいますし、社長室のドアもいつでも開いていて、社員との交流を大切にしているのが日々伝わってきます。

同様に働く社員の間でも、楽しげな会話に花を咲せている様子がよく見られていて、フランクなコミュニケーションがあちこちで生まれています。オンオフのメリハリがついていて、心理的安全性も感じられる環境かなと。

働きやすさという部分では、研修制度や評価制度のアップデートにも積極的な点もぜひお伝えしたいです。

ここ数年でコンプライアンスへの意識がさらに高まり、さまざまな研修を導入しています。また、2025年1月からは人事評価制度にも大きな変化がありました。上長判断だけではなく、より定量的な評価項目を増やすことで、わかりやすい目標基準の設定とモチベーション向上を図っています。

――時代の変化に対応し、内部でもたくさんの進化を続けているのですね。最後に、求職者の方に向けてメッセージをお願いします!

変化が激しく、予測の難しい時代といわれている昨今。「どの会社に入れば安定なのか」よりも「自分が何をして、どんな人間になれば幸せか」と考えて進路を選択したほうが、充実した人生を切り拓くことができるのではないかと思っています。

考え抜いた先に、もしダブルツリーに魅力を感じていただけたらうれしいですね。ぜひ一緒に働きましょう!

 

(取材:大久保 崇・執筆:神田 佳恵

 

株式会社ダブルツリーの詳細・採用情報はこちらから

HP:https://d-tree.jp/

求人情報:https://d-tree.jp/recruit/requirements/

 

この記事をシェアしよう!

  • hatena
株式会社ダブルツリー