「会社は人」―― IT未経験のUターンから11年。森脇さんが語る、地域に寄り添う営業の醍醐味とは
written by 大村奈々恵
株式会社ケーオウエイ
鳥取・島根を中心に、ITの力で地域社会に貢献する株式会社ケーオウエイ。今回は、京都での大学生活を経て地元へUターン就職し、入社11年目を迎えた第一システム営業部の森脇さんにインタビューを行いました。
文系出身、IT知識ゼロからスタートした彼が、いかにして「お客様の顔」と呼ばれる存在になったのか。その軌跡と、新社屋で加速する同社の魅力について語っていただきました。
第一システム営業部 係長 森脇 有恒(もりわき ゆうこう)さん
鳥取県米子市出身。京都の立命館大学を卒業後、地元への貢献を志しUターン就職。IT未経験の文系出身ながら、持ち前の明るさとスピード感を武器に11年間営業職として活躍中。現在は一児の父として、仕事と家庭の両立を実践している。
文系・IT知識ほぼゼロから、地域の頼れるパートナーになるまで

――まずは、現在の業務内容について教えてください。
私は第一システム営業部に所属しており、民間企業や官公庁を中心に、PC・サーバーなどのハードウェアからITインフラの構築、給与・販売管理などの業務ソフトまで、幅広くITソリューションのご提案を行っています。
──新卒でケーオウエイへ入社したきっかけは何だったのでしょうか。
元々は大学も文系で、IT系の知識なんてゼロに等しかったんです。地元の米子に帰って働きたいなと思って探していた時、よくCMで見かけるケーオウエイの面接を受けてみました。正直、『何をやっている会社かよく分からないけど、面白そうだな』っていうくらいの気持ちだったんですよ(笑)
──「営業職」に就くということは、もともと決めていたんですか?
就職活動をしていた時、自分の強みってなんだろうと考えたんです。もともと根暗というよりは『根明(ねあか)』なタイプで、誰とでも臆せず喋れる。だったら、人と関わることを仕事(営業)にした方が、その後の人生も楽しく過ごせるんじゃないかと思ったのがきっかけでしたね。
──そうだったんですね!実際に営業職をしてみていかがでしたか?
初めは分からないことばかりでしたが、現場で専門用語やシステムの関わりが見えてくるうちに、お客様との会話が広がっていきました。11年も経つと、お客様から『ケーオウエイの森脇さん』として信頼していただけるようになり、その関係性の質が変わっていくのが、この仕事の面白さですね。お客様と深く関わり、その想いや本音を引き出すのが営業の役割だと感じます。
──地域に根付いた会社の営業職として11年。印象に残っていることを教えてください。
初めてPCを買っていただいたお客様に、数年後「主任になりました」と報告しに行った際、自分のことのように喜んでいただいたことがありました。そんな温かい繋がりが、地元で働く醍醐味だと思います。
文系でも安心、プロとしての土台を築く「本気の研修」
──IT未経験での入社とのことですが、教育体制はいかがでしたか?
そこは本当に安心してもらって大丈夫です。新卒の場合、富士フィルムビジネスイノベーションのメーカー研修を半年間ほど受けるのですが、これが本当にレベルが高い。社会人としてのマナーからビジネスの在り方まで、徹底的に学べます。全国から直営店やメーカー本体の営業職が集まるので人数も多く、有名私大出身の優秀な同世代から刺激を受けられるのも、良い経験になると思います。
──半年間も!かなり手厚いですね!中途採用や配属後のフォローはどうでしょう。
中途の方はOJTがメインになりますが、実際の営業に同行しながら学んでもらいます。知識がもう少しあるといいなという方には、ITパスポートの取得を促すなど、自習のサポートもしています。僕自身、今でも後輩には『お客様のために何ができるか』を軸にアドバイスしていますし、仕事とプライベートのメリハリをつけながら、一歩ずつ成長していける環境ですよ。
成功の裏にある「苦い経験」が今の提案力を支える
──11年のキャリアの中で、壁にぶつかったことはありますか?
あるお客様の要望に対して提案をしたのですが、僕自身が中身をあんまり分かっていないまま進めてしまったんです。当然、提案と要望の間に大きなギャップが出てしまい、不採用になっただけでなく、お客様に無駄な労力とお金を使わせてしまいました。当時は曖昧な回答が目立っていたし、準備も検証も足りなかった。あの時は本当に反省しました。
この経験から、「できること」と「できないこと」を明確にし、お客様にとって何がベストかを見定める目を養うことの重要性を実感しました。
──そういった経験を経て、現在お仕事をする上で意識していることはありますか?
とにかくスピードを大事にしています。早く動けば、もし方向性が違っていてもすぐに訂正ができる。うちの社内の良い営業マンを見ていると、共通しているのはみんなスピードが速いこと。先輩や上司の姿を見て、『そういうもんだ』と思って育ちました。
「会社は人」。営業は一人で戦っているんじゃない

──森脇さんが一度も転職を考えずに、ケーオウエイで働き続けている理由を教えてください。
一番は「人のつながり」です。弊社の顧問がよく「会社は人だ」と言いますが、本当にその通りだと実感しています。僕ら営業はフロントに立っているだけで、実際にシステムを組む情報通信部や、発注を支える業務本部など後ろには構築やサポートを担うスペシャリストたちが大勢います。彼らのバックアップがあるからこそ、自信を持って提案ができる。チーム全体でお客様に寄り添うのが弊社のスタイルです。営業として目標を達成すればチームで喜び、絆が生まれる。この環境が本当に働きやすいですね。
──営業チームの雰囲気はいかがですか?
30代から60代まで幅広い層がいますが、決してガツガツした雰囲気ではなく、各自がマイペースに役割をこなしつつ、困った時は部署全体で相談するスタイルです。週に一度のミーティングでも、互いにアドバイスを送り合っています。
──「達成したメンバーで行けるご褒美旅行」という面白い文化もあるそうですね。
営業で成果を出すと、報酬として費用は会社負担で旅行に行けるんです。直近では大分に行きましたし、過去には北海道でジンギスカンを食べたり。全員ではなく限られたメンバーですが、こういう刺激もやる気に繋がっています。
新社屋とヨギボー。明日もまた行きたくなる場所に

──2022年に完成した新社屋は、まさに「明日もまた行きたくなる会社」というコンセプトだとか。
そうなんです。集中してウェブ会議ができる「ワークポッド」や、ヨギボーが置いてあるリフレッシュスペースなど、場所を自由に変えて働ける環境が整っていて、非常に快適ですね。
──働き方そのものにも変化はありましたか?
働き方の柔軟性も年々高まっており、コロナ禍を経てテレワークも当たり前の光景となりました。自分たちがテレワークを実践しているからこそ、お客様にも自信を持って提案できる。まさに『言行一致』ですね。
僕自身、結婚して子供が生まれてからは、オンオフがさらにはっきりしました。家族との時間を大切にしながら、仕事に力が入るようになりました。年間休日も多く、プライベートを大切にできる環境が整っています。
挑戦と失敗を恐れず、地域の力に。

──これから入社を考える方々へメッセージをお願いします。
IT業界は変化が目まぐるしいですが、だからこそ新しいことにチャレンジする姿勢を忘れないでほしいです。挑戦と失敗を繰り返すことが、一番の近道。僕自身、今でもそれを自分に言い聞かせながら取り組んでいます。
そして、社会に出るといろんな人がいます。たまに『きついな』と思うお客様がいても、本音を聞いてみると意外な想いが見えて、そこから商談が広がることもある。若いパワーやアイデアを、僕ら30代以上のメンバーにもぜひぶつけてほしいですね。一緒に鳥取の未来を盛り上げていきましょう!
(取材・執筆:大村 奈々恵)
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