挑戦が、私を成長させた──明治安田で見つけた、誰もが主役になれるキャリアと「ありがとう」が溢れる働き方

シルバー

written by ダシマス編集部

明治安田生命保険相互会社

明治安田生命保険相互会社から、2024年に「明治安田」へとブランド通称を変更した同社。それは、万が一の時に経済的に支える生命保険の役割に加え、人々が健康でいきいきと暮らせる地域社会づくりに貢献していくという、未来に向けた決意の表れです。多様な人材がそれぞれのライフステージに合わせて長く輝き続けられるよう、人と制度の両面から社員を支えるカルチャーが、その基盤にはあります。

今回お話を伺ったのは、育成トレーナーとして次代を担う人材の育成に情熱を注ぐ、入社8年目の正司さやかさん。当初、特定の業界志望があったわけではなかった彼女が、いかにして生命保険という仕事の真の価値を見出し、自分らしいキャリアを築いてきたのか。苦悩の時期を乗り越え、成長を続ける彼女の軌跡から、学生が本当に知りたい「働くリアル」と、明治安田の「人と制度」の温かさについて、お聞きしました。

明治安田 育成トレーナー 正司 さやか(しょうじ さやか)さん

明治安田 育成トレーナー 正司 さやか(しょうじ さやか)さん

2018年、明治安田生命保険相互会社に入社。合同企業説明会で出会った同社社員の人柄と、岡山に新設された営業所で「2期生」として新しい挑戦ができる環境に魅力を感じ、入社を決意。6年間の営業職でサブリーダー、グループリーダーを経験後、7年目から育成トレーナーに。自身の経験を活かして若手社員に寄り添う傍ら、将来的には自身が子育てとキャリアを両立するロールモデルになることを目標に掲げている。

やりたいことがなくても、大丈夫。「人」と「挑戦」に導かれて、私のキャリアは始まった

──まず、貴社の事業について改めてお聞かせください。2024年に「明治安田生命」から「明治安田」へブランド通称を変更されましたが、ここにはどのような想いが込められているのでしょうか。

生命保険は、万が一のことがあってもお客様の経済的なお役に立つものです。もちろんそれは私たちの根幹事業ですが、何かがある前から皆様のお役に立ちたい、もっと暮らしやすい地域づくりや健康寿命の延伸に貢献したいという想いから、ブランド通称を変更しました。

生命保険事業を核としながら、Jリーグのスポンサー活動やイオングループ様と提携した健康イベントなどを通じて、地域の皆様の元気を応援する活動にも力を入れています。

──正司さんご自身は、どのような経緯で入社を決められたのですか。

就職活動を始めた頃は、特に金融や保険業界を志望していたわけではなく、「これがしたい」という明確なものがありませんでした。そんな中、合同企業説明会で偶然出会ったのが明治安田でした。

最終的に入社を決めた理由は二つあります。一つは「挑戦できる環境」です。当時、私が所属することになる「法人総合営業職 地域型」というコースが岡山に新設されたばかりで、私が入社すれば2期生として、新しい営業所の立ち上げに関われると知りました(参考:明治安田の「職種とキャリア」)。歴史ある会社の中で、こうした挑戦ができる機会は今しかないと感じたんです。

もう一つの決め手は「人」でした。選考過程で出会った社員の方々が本当に魅力的で、「この人たちと一緒に働きたい」と思ったんです。私の話を親身になって聞いてくださり、一人ひとりの学生に真摯に向き合う姿から、人を大切にする温かい社風が伝わってきました。

 

辞めたい、と思った日。その先にあった、生命保険の「本当の価値」との出会い

──現在は育成トレーナーとして若手の成長を支えていらっしゃいますが、仕事のやりがいを最も感じるのはどのような瞬間ですか。

今の仕事ももちろんですが、やはり営業時代に経験した出来事は、私の原点になっています。特に印象深いのは、1年目から担当させていただいていたお客様が数ヶ月前にお亡くなりになった時のことです。

もちろん、そういうことが起きないのが一番なのですが、お手続きに伺った際に奥様から「入っていて本当に良かった」と言っていただいて。生命保険が持つ本来の意義と、この仕事の尊さを改めて実感し、担当者として最後まで関わることができて本当に良かった、この仕事を続けてきて良かったと思えた瞬間でした。

──これまで仕事で悩んだり、苦労されたりした経験についてもお聞かせください。

入社2年目の終わりには、このまま仕事を続けていくべきか、深く悩んだ時期がありました。当時はまだ組織も若く、うまくいかないことがあると、つい会社の悪いところばかりに目が向いて、周りのせいにしてしまいがちだったんです。

でも、そんな私に当時のトレーナーが「新しい人が来ればまた雰囲気も変わるから、それを見てからでも遅くないよ」と声をかけてくださって。その言葉と、「挑戦したい」と思って入社したはずなのに、この2年間で全力を尽くしただろうか?と自問したことで、もう一度この仕事に本気で向き合ってみようと決意できました。その時期を乗り越えたからこそ、今の自分があると思っています。

 

「キャリアアップ=出世」じゃない。ライフステージに寄り添う、温かい制度と文化

──正司さんは営業職からリーダー、そして育成トレーナーへとキャリアを歩まれていますが、貴社では社員一人ひとりのキャリアパスについて、どのような考え方をお持ちなのでしょうか。

私たちの会社では、「キャリアアップ=出世」という考え方はしていません。営業のエキスパートとしてお客様に寄り添い続ける道も、グループリーダーや所長を目指す道も、私のように後進の育成を担う道も、すべてが尊重されるべきキャリアアップだと考えています。

年に2回、上司との面談で自分のなりたい姿を伝え、目標を明確にできる制度があるので、年次に関係なく誰もが自分の望むキャリアに挑戦できます。弊社の役員の約35%が女性ですし、早い人は4年目でサブリーダーになるなど、年齢や性別に関係なく活躍の場が広がっていると思います。

──多様なキャリアパスを歩む上で、社員の皆さんが長く安心して働き続けるためのサポート体制も重要になりますね。特にライフステージの変化に寄り添う制度について、具体的な取り組みがあれば教えていただけますか。

その点も、私たちの会社の大きな魅力だと思います。産休・育休の取得は当たり前で、復帰する人がほとんどです。子どもの急な発熱などの際に使える「子の看護休暇」や、学校行事に参加するための「キッズサポート休暇」といった有給休暇とは別の休暇制度もあり、多くの社員が活用しています。

また私自身も、勤続5年で取得できる「ゆとり休暇」を使って、同期と一緒に韓国旅行に行きました。こうしたリフレッシュの機会があるから、また頑張ろうと思えます。制度があるだけでなく、誰もが気兼ねなく使える文化が根付いているのは本当にありがたいですね。

 

かつての私がそうだったように、未来の誰かの力になりたい

──様々な仕事、経験を経て、ご自身の中でどのような変化がありましたか。

すごく変わったと思います。昔は人に強く言えず、周りに合わせてしまう自分が嫌いでした。でも、この仕事を通じて、伝え方を変えれば想いは伝わることや、人に寄り添うことができるという自分の良さに気づくことができました。多くの人に支えられて成長できたおかげで、昔より今の自分の方がずっと好きです。

──「昔より今の自分の方が好き」という言葉、とても素敵です。そんな正司さんが、今、仕事をする上で最も大切にされている価値観や信条は何ですか。

「人にどれだけ寄り添えるか」ということを一番大切にしています。後輩に対してもお客様に対しても、常に相手のことを第一に考える姿勢は、家族に「(自分のことはさておき)よくやるね」と少し呆れられるくらい、自然に身につきました。また、かつて周りのせいにしていた自分への反省から、何事も自分ごととして捉えること、そしてどんな些細なことでも「ありがとうございます」と感謝を伝えることを常に心がけています。

──最後に、今後の目標と、就職活動中の学生さんへのメッセージをお願いします。

私は、育成トレーナーを経験したことで営業に対する考え方が大きく変わりました 。その視点を持った今、「自分の力がどれだけ発揮できるのか、営業で試してみたい」という気持ちもあります。特定の役職に固執せず、この会社で自分らしいキャリアアップを実現し続けたい。そうして私自身が挑戦し続ける姿を見せることで、後に続く後輩たちの励みになれば嬉しく思います。

また、プライベートな面でも、いつか自分自身が子育てとキャリアアップを両立させて、後に続く後輩たちのロールモデルになりたいですね。

就職活動中の皆さんには、後悔しないように頑張ってほしいと心から思います。「新卒」という一度きりの切符をどこで使うか、私もすごく悩んだし、その気持ちはよく分かるので。

かつての私のように、やりたいことが明確でなくてもきっと大丈夫です。業界を広く見て、少しでも興味が湧いたらぜひその扉を叩いてみてください。

生命保険業界は、人の人生に深く寄り添い、自分自身を豊かにできる仕事です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
 

(取材・執筆:大久保 崇

 

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◆HP:https://www.meijiyasuda.co.jp/

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