理念を大切にする三栄。「人」に向き合うアミューズメント企業でキャリアを築く

パープル

written by ダシマス編集部

株式会社三栄

地域の楽しさを支えるアミューズメント企業として、長年にわたり事業を広げてきた株式会社三栄。パチンコ事業を中心に、ゴルフ関連事業、飲食業、フィットネス事業、ソーラー事業、など多角的に取り組み、現在も100年企業を目指して、進化を続けています。一方で、メインであるパチンコ事業の仕事については一般の人が抱くイメージと、実際の職場環境との間に大きなギャップがあることも少なくありません。

今回お話を伺ったのは、店舗マネージャーの澤 浩平(さわ こうへい)さん。新卒で三栄へ入社して、接客や店内づくり、業務改善を経験。現在は売上管理、環境づくりまでを担う存在です。入社後に価値観を大きく変えた社外研修や、仕事観を築いた尊敬する上司との出会いなど、13年間のキャリアにはさまざまな学びと転機がありました。

「お客様の満足と働く仲間の笑顔のために」の理念を大切にしています──。

理念を軸にした職場づくり、急速に変化する業界の今、そして働く人の人生そのものを大切にする組織のあり方。澤さんの歩みから、三栄で働く魅力に迫ります。

営業部 店舗マネージャー 澤 浩平(さわ こうへい)さん

営業部 店舗マネージャー 澤 浩平(さわ こうへい)さん

大学卒業後、株式会社三栄へ新卒入社。入社14年目。入社後は店舗スタッフとして接客の基礎を磨き、多くの常連客から親しまれる存在に成長。入社4年目でホール主任、7年目で現在の役職であるマネージャー職に就任。売上管理、人事管理、職場環境づくりなど店舗全体のマネジメントを担う。「お客様の満足と働く仲間の笑顔のために」という経営理念を軸に、スタッフが気持ちよく働ける環境づくりに注力している。

アミューズメントの可能性を広げ100年企業を目指す

──三栄とはどんな会社なのか、事業内容を教えてください。

創業以来、アミューズメントで人に楽しさを提供するという考えを大切にしている会社です。主力はパチンコ事業で、他にもゴルフ用品販売事業、フィットネス事業、ソーラー事業、最近では飲食事業もスタートしました。「お客様に喜びや感動を共有できる楽しさを届けたい」という軸で、さまざまな事業を展開しています。

三栄では、「100年企業になる」という長期ビジョンを掲げています。現在は43期で、これからの57年間を見据えながら、新しい領域への挑戦を続けています。

──店舗スタッフとマネージャーでは、求められる視点や役割が大きく変わると思います。実際に働いてみて変化を感じる点はありますか?

役職が変わっても考え方の根本は変わらず、企業理念を軸に働いてきました。マネージャーになって大きく変わったのは視点と責任の範囲です。

たとえば、時間の価値をより強く意識するようになりましたね。自分の時間だけではなく、部下やお客様など、関わる全員の時間をどう使うかを考えるようになりました。

また、経営理念である「お客様の満足と働く仲間の笑顔のために」を実現するために、環境づくりや仕組みづくりに携わる機会も増えました。目の前のお客様と向き合うことがほとんどだった頃とは違い、店舗全体を俯瞰して整えていくことが、私の大きな役割だと感じています。

──マネジメントならではの視点ですね。これまで14年間働いて、仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

店舗で働いていた頃は、「澤さんがいるからこの店に来ている」 と言ってくださるお客様がいたのがうれしかったです。パチンコ店はお客様の感情の振れ幅が大きく、嬉しい日もあれば悔しい日もある。でも、本音で話してくださるお客様が多いです。

だからこそ、日々の出来事を共有しながら一緒に笑って終われる瞬間が多くて。これは他の接客業にはなかなかない関係性だと感じています。

マネージャーになってからは、お客様個人の喜びだけでなく、店舗全体のチームとしての成果に喜びを感じるようになりました。店舗として良い業績を残せたときの達成感はもちろん、スタッフが「この店で働けて良かった」「楽しい」と言ってくれる環境をつくれると、やりがいを感じます。

アミューズメント業は、余暇を楽しむ提案を行う仕事です。仕事・睡眠・食事みたいに生活に必須の時間ではなく、お客様は「自分のための時間」を使って来てくれています。だからこそ、この業界の存在意義は 「その余暇をどれだけ充実させられるか」 にあると思っていて。

遊戯人口は減ってきていると言われていますが、それでもさまざまな余暇時間の選択肢や数あるパチンコ店の中から私たちのパチンコ店を選んでくれる人たちに、「来てよかった」「楽しかった。また来たい」と思ってもらえるかどうかが、この仕事の価値だと思っています。

 

業界への先入観を覆す。イメージとは真逆だった職場

──澤さんが、三栄で働いてきたなかで感じていることをお聞かせください。

パチンコ店は誰もが入ったことがあるお店というわけではないですし、「うるさくて汚くて、閉鎖的な雰囲気なのかな」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

でも他のサービス業同様、お客様が楽しい時間を過ごす場所として清潔感のある明るい空間作りをしています。遊戯台の光や音がありますから賑やかではありますが、お客様それぞれが楽しむ空間で、常連のお客様も多く、様々なコミュニケーションが生まれる場でもあり、閉鎖的な感じはありません。

三栄では、お客様と楽しさを共有する時間を大事にしています。パチンコ業界も機械化が進み、パチンコ玉が入った箱をお客様のかわりに持ち上げたり運んだりする作業が減ってきました。お客様と直接近づくタイミングが少なくなった分、意識的にこちらから声をかけにいく接客を心掛けています。

次の来店につながるように、お客様の表情や空気感を読みながらコミュニケーションを取るのは、パチンコ店ならではの楽しさだと思います。

──働く環境の実情も気になります。三栄の職場の雰囲気は、どのように感じていますか?

ポップで、居心地がいい雰囲気だと思います。私は活発に意見をぶつけ合うタイプではありませんが、「ちょっと話したい」と思ったときに話せる空気があって、自然と打ち解けやすいです。

あるスタッフが、「このお店の仲間みたいな人たちがみんな世の中にいたら、どれだけ幸せな環境なんだろうと思いました」と言ってくれたことがありました。そこまで言ってもらえる職場って、なかなかないんじゃないかと思います。新人スタッフからも、「みんなよく話しかけてくれるので、すごく助かります」と声をもらうことも多いです。

三栄の特徴は、役職者も含めてみんなが同じ目線で関わっていることです。上の立場の人ほど、ホールに出てスタッフと雑談したり、最近の出来事を笑いながら話したりしていて。その何気ない会話の中で、スタッフが自然に相談を切り出せたり、逆に上司が変化に気づいてあげたりする関係ができています。

──長く働く中で、会社として変わったと感じる部分はありますか?

​​大きく変わったのは、働く人の人生そのものを大事にする会社へと変わったことです。昔は業務最優先の側面も強かったのですが、最近は「ライフタイムバリュー(社員の人生価値)」を重視するようになりました。

年間休日が増えたり、勤務時間やシフトの柔軟性が高まったりと、働き方の選択肢が増えました。

 

「この人みたいになりたい」と思える出会いのチャンスがある

──三栄を選んだ理由を伺いたいです。入社のきっかけは何だったのでしょうか?

大学時代に初めてパチンコに行ったときに「面白いな」と感じたことが、この業界に興味を持ったきっかけでした。就職活動の時期はちょうど就職氷河期で、とにかく多くの企業にエントリーしていたのですが、その中で三栄の求人が目に留まりました。

「人に力を入れている会社です」と採用担当の方が言っていたのが魅力に感じたんですよね。社外研修で自分を見つめ直す機会があると聞いて、仕事の技術だけでなく、「ここに入ったら、どんな人間になれるんだろう」と。人としてどう成長するかに向き合える環境があるのが魅力的でした。

他社からも内定をいただいていましたが、好きな業界でありながら、人として成長できる環境があるのは三栄だけだと思い、入社を決めました。

──就職氷河期の中での就活は大変でしたね。澤さんは入社後にも大きな転機があったと伺いました。

2つのターニングポイントがありました。ひとつは、入社直後に受けた社外研修。学生時代は自分がどうなりたいのかが曖昧でしたが、研修を通じて価値観が言語化されました。

もうひとつは、尊敬する上司との出会い。言葉の責任や行動が与える影響を本当に厳しく教えてくれました。当時の自分は、ネガティブなくせにどこか楽観的で、そのズレが言葉や行動に出てしまうこともあって……。そこを指導してくれたのが、その上司です。

「この人みたいになりたい」「力になりたい」という思いが強くなりましたし、その姿勢は今の自分にもつながっています。ここで働けてよかったと思える場所をつくりたいと思えるようになったのも、上司との出会いでしたね。

──大きな学びがある出来事だったんですね。三栄では、澤さんのような出会いや成長体験は若手も得られる環境なのでしょうか?

正直に言うと、「絶対に得られる」とは言い切れないと思っています。成長や出会いは環境だけで決まるものではありません。自分の向き合い方次第だと思うからです。どんな環境でも、真面目に向き合っていれば必ず壁にぶつかる瞬間がありますし、助けてくれる人が現れるかどうかも自分次第です。

それでも、人との出会いや目標になる存在を見つけられるチャンスが多い環境だと思います。理念を大切にする文化があって、普段の会話の中でも上司や先輩がよく声をかけてくれます。それぞれの価値観や考え方に触れられる機会も多いので、気づきや学びのチャンスは確実に転がっていると思います

骨を埋める覚悟でもっと上を目指したい

──澤さんの今後の目標を教えてください。

この会社で骨を埋める覚悟で、上がれるところまで上を目指したいです。新卒から育ててもらって、多くの学びや支えをもらってきたので、その恩を自分の働きで返したい想いがあります。

まずは、今任されている店舗の売上が2倍、3倍と増えるようもっと成長させたいです。出世欲もありますし、もっと上のポジションに挑戦したいという気持ちもあります。三栄の「100年企業をつくる」の実現に、自分も貢献したいです。

──最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

三栄は多くのチャンスが転がっている会社だと思います。仕事面でも人材育成面でもきっかけを掴めるタイミングが本当に多いです。さらに、接客だけではなく、販促、業務改善の企画など若手でも関われる領域も広い。

興味を持てることに挑戦しやすい環境というのが良さだと感じます。「面白そう」「やってみたい」と感じたら、まずは手を挙げてみてほしいです。

 

(取材:大久保 崇、編集:成田愛恵・執筆:石田千尋

 

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