「商品を知るほど提案の幅が広がる」入社2年目営業が感じるサンワサプライの魅力

レッド

written by ダシマス編集部

サンワサプライ株式会社

岡山県に本社を置く、モノづくり企業のサンワサプライ。パソコン周辺機器やスマートデバイス、ネットワーク製品からオフィス家具まで、日本全国さらには世界中で使われる幅広い商品を販売・製造する企業です。

300名を超える同社の社員のひとりとして、2024年に新卒入社した大森恭平(おおもり きょうへい)さんは、現在、岡山サプライセンターに所属。営業社員として、東海地方を担当し、日々商品の提案にあたっています。

今回は、大森さんが新卒で入社する企業としてサンワサプライを選んだ理由、そして実際に働いてみて感じている仕事やサンワサプライの魅力を尋ねました。

営業部(東海地区営業担当) 大森 恭平さん

営業部(東海地区営業担当) 大森 恭平さん

岡山県出身。近畿大学を卒業後、サンワサプライ株式会社に入社。現在は営業部に所属し、東海地区の販売店や量販店の営業を担当。休日は好きなアーティストのライブや音楽フェスに行くほか、バスケットボールなどのスポーツをしており、動きのある休日を意識している。入社2年目。

入社後の自分が一番明確に想像できた──サンワサプライに入社を決めるまで

――まず、大森さんがサンワサプライに応募した経緯を教えてください。

僕は岡山で生まれ育ったのち大阪の大学に進み、そこで経済学を学びました。ただ、進学が決まった時から「就職は地元である岡山で」と決めていて。進学後も、その想いは変わることはなかったので、最初から岡山の企業に的を絞って就職活動をスタートさせました。

そうして岡山の企業を調べる中でサンワサプライを見つけ、全国的に展開している大きい企業であり、かつ自分のやりたい営業職ができそうだと思ったので応募しました。

──具体的に、どのような点が入社の決め手になったのでしょうか。

正直にいうと、最初はサンワサプライそのものに惹かれていたわけではなかったんです。

ただ会社を知るにつれ、見方が徐々に変わっていきました。サンワサプライの製品は、PC周辺機器を中心に使っていたので馴染みがあったことや、特定の業界や職種の人だけでなく、多くの人が必要とするものを売れることに魅力を感じるなど、サンワサプライで働くことをより真剣に考えるようになっていったんです。

なかでも、インターンでの体験は大きかったですね。実際に営業社員の方がお客様とコミュニケーションをしている姿を見た際、熱意を持って働いているのが伝わってきました。

その様子を見て、「ここなら一生懸命働けるし、成長もできそうだ」と思えたし、自分が入社したらどんな業務をしてどんな風に働くのかも鮮明に想像できたんです。一番明確に入社後のことをイメージできたのがサンワサプライだったので、ここで働くことを決めました。

 

「商品を知れば知るほど提案の幅が広がる」。それがこの仕事の面白さ

――現在は、どのような仕事をされていますか。

愛知県を中心とする東海地方の販売店に対して、自社商品の提案を行っています。基本は、お取引のある既存の販売店に対する営業ですが、新規でのお問い合わせがあればアポイントを取ってお客様のところに訪問します。

担当しているエリアが遠隔地ということもあり、月曜日と金曜日は岡山にあるオフィスに出勤しますが、火曜日から木曜日は東海地方に出張して顧客訪問などを行うのが毎週のルーティンです。

月曜日と金曜日は問い合わせ対応や見積もり作成、商談の準備などを主に行います。また、部内のミーティングがあり、そこでは各エリアの情報共有をすることもあります。

出張に出ている曜日は、まずは名古屋事務所に出勤します。足りない印刷物などを補充してから9時頃に担当エリアに向けて出発し、多い時で10件ほど訪問します。18時頃に事務所に戻って、その日の商談の整理などをして宿泊先に戻る。こうした流れで仕事をしていることが多いですね。

――営業活動をしていて、サンワサプライの特徴や他社にはない強みを感じるのはどんな時ですか。

大きく分けて3つあると思います。

まず、商品の幅広さ。アイテム数は1万3000点を超えており、机などのオフィス家具から、マウスなどのPC関連商品といったオフィスワークに必要なものがほとんどなんでも揃っています。

僕の担当する東海地区では工場が多いのですが、そこで使う電源タップもたくさんの種類を取り揃えています。どんな業界であっても、何かひとつは必ず提案できるものがあるほど、商品の幅は広いですね。

次に、大きな倉庫を持っているため在庫を多く抱えられ、短納期の依頼にも対応しやすいことです。

たとえば以前、短い光ケーブルを必要としているお客さんがいました。短い光ケーブルは、使用頻度が低いために市場への出回りが少ない商品です。ですので、他社では在庫しているところがほとんどないのですが、自社には在庫があったためにすぐに納品できました。

そのおかげで、「どこにもなくて困っていたんだ」「助かった」と、お客様にもとても喜んでいただきました。たくさんの在庫を武器にスピード対応できるのも、大きな強みだと思います。

最後は、オンラインよりも対面を重視するお客様への対応です。距離や状況にもよりますが、出来るだけ訪問するなど、お客様と顔を合わせることを大切にする文化が根付いています。

今はZoomなどを使ってオンラインミーティングもできる時代ですが、僕たちは毎週東海地方に行き、販売店の方と直接会ってコミュニケーションを取ることを大切にしています。実際に顔を合わせることで、より親身になって深い課題や悩み事を聞き、それをもとに提案できます。また、お使いいただいている商品トラブルに対しても、より安心していただける現地対応ができる。

こうした姿勢が、顧客満足度にも大きく関わっていると感じています。実際に販売店様からも対応を感謝されることが多く、このお客様との距離の近さもサンワサプライの強みです。

――営業として働く中で、やりがいや楽しさを感じるのはどんな場面ですか。

サンワサプライは商品の数が膨大であるため、商品同士を組み合わせた提案の可能性が無限大ですごくワクワクします。商品知識がつくことで、「単体の商品では実現できませんが、これとこれを組み合わせれば実現できます」といった提案ができるようになるんですよね。知識がつけばつくほど提案の幅が広がっていって、どんどん仕事が楽しくなってきています。

たとえば以前、担当している販売店の顧客で工場を営む方が、「工場では重機の音が大きくて声が伝わりづらい。と悩みを抱えている」という話を聞きました。そこで、トランシーバーのようなもので、一度に複数の人に向かって話しかけることもできるワイヤレスガイドシステムを提案したんです。

販売店様を通じて提案するだけでも問題なかったのですが、社員さんと一緒に工場を実際に訪問し、デモ機を持参して実際の環境で使用感を確認してもらいました。また、実際に工場を見てみると、モニターやマイクなど別の機器でも改善できる点が見受けられたので、他の商品も併せて提案したんです。

その結果、ワイヤレスガイドシステムと共に、提案した他の商品も発注していただきました。自分の提案がきちんと相手に響いていたのを感じられ、大きなやりがいを感じた出来事でしたね。お客様が喜んでくださっているのを見ると、貢献できたという実感が得られてうれしいです。

最近は販売店様から「とりあえず悩んだから大森さんに聞いてみた」など、頼っていただけていることも増えてきました。頑張ってきてよかったなと思っています。困ったことや課題が出てきた時に、パッと思い出す存在になれているのは率直にうれしいですね。

 

「2年目なのにすごいな」と言われるような活躍をしたい

――仕事をする上で、特にどんなことを意識されていますか。

社内外ともに、コミュニケーションする際には先入観を持たずに興味を持って話を聞くことをモットーにしています。まだ2年目なので、年齢が上の人と話すことも多いのですが、構えてしまうとどこか不自然でぎこちなくなってしまいます。

そうならないためにも、肩書や属性などに関する先入観を捨てて相手の話していることそのものに集中し、「この人はしっかり自分に向き合ってくれているな」と思ってもらえるように話すことを意識していますね。

その上で、商談中は提案するのも大切ですが、先方の話を聞くことも大切にしています。表面的な課題ではなく、「お客さんが抱えている本質的な問題は何か」を特定し、それを解決するものを提案できることが理想です。その実現に向けて、日々営業活動を行っています。

――大森さんから見た職場環境はどのような雰囲気ですか。

みなさん優しいし、困った時には全力で助けてくれる人が多いです。なかには、顔を合わせるたびに「困ったことはない?」などと、様子を気にかけてくれる先輩もいて、実際、コミュニケーションが難しいと思っていた取引先への訪問も「同行しようか?」と提案してくれたこともよくあります。

ただ教えたりサポートしたりしてくれるだけでなく、僕の(若手の)意見を大切にしてくれるのもサンワサプライらしい文化だと思います。会社全体として、若手社員でもやりたいことを上の人に提案できる風土が根付いていて、年次が浅くともチャレンジしていける環境が整っているのが魅力だと思います。自分がやりたいことや身につけたいスキルを明確に持っている人ほど、楽しく働ける会社ではないでしょうか。

――そんなサンワサプライで働きながら叶えたい、今後の目標や夢はありますか。

規模の大きな案件を手掛けたいです。

具体的には、自分が開拓した新規のお客様から1000万円ほどの大きな案件を発注いただけるようになるのが目標です。「2年目なのにすごいな」と言われるような活躍を早くしたいですね。

既存の販売店さんとの信頼関係をより強固にすることももちろん大切ですが、新規顧客を自ら見つけて0から関係構築する経験を、もっと積んでみたいと考えています。

――素敵な目標ですね。大森さんの成長意欲が感じられました。最後に、サンワサプライに興味を持つ就活生にメッセージをお願いします。

色々な企業を訪ねて、社員の方々と話せる就職活動はとても貴重な機会です。仮に興味がない業界でも、先入観を持たずにまず知ってみることをおすすめします。

そして、そうした過程のなかで、自分が本当は何をやりたいのかを明確にしていき、「ひとつでもいいから自分の中で譲れない軸を持つことが大切」だと思います。その軸や、軸を見つけるための経験が、社会人になってからキャリアを考える上でも役に立つはずです。

就職活動、応援しています。ぜひ、サンワサプライにも興味を持っていただけたらうれしく思います。
 

(取材:大久保 崇・執筆:えなり かんな

 

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HP:https://www.sanwa.co.jp/

求人情報:https://www.sanwa.co.jp/recruit/


 

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