新店長にインタビュー!”仕事も遊びも全力”のスズキ自販鳥取の風土とは
written by ダシマス編集部
株式会社スズキ自販鳥取
株式会社スズキ自販鳥取は、スズキ株式会社の直営店として、スズキの新車・中古車販売を中心に、自動車保険の取扱いやセニアカーの提供、点検・車検・整備などのアフターサービスも展開しています。地域密着型の店舗運営で、鳥取県東部、中部、西部それぞれのお客様のカーライフを総合的にサポートしています。
今回は、スズキアリーナ米子店(以下、米子店)の店長として新たな一歩を踏み出された、岡田一優(おかだ かずまさ)さんにお話をうかがいました。岡田さんの「楽しく働ける職場づくり」への想いは、会社の風土も影響しているのかもしれません。
岡田 一優(おかだ かずまさ)
兵庫県出身。2017年入社。
業販営業・直販営業の経験を積み、入社9年目の2025年10月、米子店の店長に就任。休日は社員と大山登山やスポーツをすることも。先日、社員で”どらドラパーク米子市民球場”で野球を楽しんだ。”仕事を楽しむ”がモットー。
営業から店長へ。“楽しく働ける”営業所のかたち
──まずはじめに、会社の事業内容をご説明いただけますか。
私たちは、スズキの四輪車を中心に、店舗での新車・中古車販売はもちろん、地域の自動車屋さんなどへ卸営業も行っています。運転免許が不要で、日常の移動をサポートするモビリティ、セニアカーも取り扱っています。販売だけでなく、自動車保険のご案内 や 点検・車検・一般整備などのアフターサービス を店舗で一貫して対応し、お客様の生活に密着した安心・安全なカーライフをトータルにサポートしています。
──店長就任直後ということですが、現在どのような業務をされてるのでしょうか。
店長として、営業メンバーの販売見込みの進捗確認や、自動車販売に向けてお客様へのアプローチ方法の整理、購入後の手続きに不備がないかチェックなど、店舗全体の動きを把握しながら管理を行っています。
──仕事をする上でのこだわりはありますか?
お客様に喜んでいただけることはもちろん、楽しんでいただけることを心掛けています。車に乗って楽しいなとか、面白い機能があるな、とワクワクしていただける接客をしています。
部下に対しては、一人ひとり考えながらやってくれているので、様子を見ながら、本人の取り組みを尊重しつつ必要に応じて声をかけるようにしています。 新入社員で困ってる子には、「こんな風にするのもありじゃない?」 という声掛けをしています。
頼れる先輩がいない中で始まった営業人生

▲入社当時のお写真
──このお仕事を選んだきっかけは、何ですか?
父が車関係の仕事をしていたこともあり、子どもの頃から車に触れる機会が多かったんです。車を触ることが好きだった父の影響で、僕も自然と身近に感じるようになって、車に関わる仕事に興味を持ちました。
もう一つは雰囲気です。入社前に本社の事務所で楽しそうにしてる社員さん達を見て、「あ、いい雰囲気の会社かも」と感じたことも入社のきっかけです。僕は静かすぎる職場がちょっと苦手なので、賑やかな雰囲気が自分に合いそうだと思いました。
──入社してからの店長就任までのキャリアを教えてください。
入社して最初の1年は、業販営業をしていました。地域の自動車屋さんと力を合わせて、お客様へ車をお届けする営業です。その後、米子店で直販営業を担当して、今月から店長という立場で店舗運営に携わることになりました。
──「仕事が楽しい」「この仕事を選んで良かった」と感じる時はどんな時ですか?
お客様に「岡田君だから車買うよ」って言ってもらう時が一番嬉しいですね。信用していただいて、「この人だったら」と買ってくださることが、一番営業冥利に尽きます。
──9年間で「大変な時期」はありましたか?
入社してすぐの頃ですね。入社3ヶ月目頃、配属された店舗が、もう1店舗と合併して大きな店舗になりました。その影響で、頼りにしてた先輩たちがみんなバタバタと忙しくなったんです。まだまだ分からないことだらけの中で、誰にも相談できずに、ほぼ一人で動かないといけないという、あの時期が一番しんどかったですね。自分で調べて、考えて、動いて…というのを繰り返してました。
──それは大変ですね…。その時期をどうやって乗り越えたのですか?
もちろん、いろんな方に支えてもらってはいたんですけど、先輩に聞けない時は、お客様には「確認してから連絡します」 と回答して、後で全部聞いてから対応する、というやり方で乗り越えました。
新入社員が辞めない会社~ペア制度の始まり~

──会社としての育成制度はどのような制度があるのですか?
去年から会社全体で始まった制度として「ペア制度」があります。「この先輩について仕事を学んでくださいね」という制度です。会社としては「1月の初売りから一人で動けるように」という目標があるので、それまでは必ず先輩とペアで動くようにお願いしています。4月から6月は配属前の研修期間なので、その後7月から半年間ですね。
他には、「月一フィードバック会」を新入社員全員集めて行っていて、今現在の業務や何に困ってるかとか、どんな努力をしてるかなどを情報共有するようにしています。
──入社当時大変な時期をご経験された岡田さんとしては、「ペア制度」についてどう思いますか?
かなりいいことだと思います。 僕自身の経験として、頼ることができない時間が長かったことと、忙しそうで声をかけにくい先輩もいたので、ペア制度があることで、新人の子にとって頼れる先輩がいるのは精神的な柱になると思います。聞かれる側の先輩も「自分が教える役割だ」って思ってくれてますしね。
──その制度が始まったきっかけは、何かあったのですか?
社長が「人を育てよう」とすごく一生懸命なんです。以前から話は出てたんですが、やっと形になって去年から始まった制度です。
──(岡田さんの入社当時に欲しかった)素晴らしい制度ですね。
おかげさまで、新入社員の子は全然辞めずにいてくれて、1年目~4年目の子は離職ゼロなんです。会社全体の離職率もすごく低いんです。
──岡田さん自身が入社から現在まで、この会社で継続できた理由はなんだと思いますか?
一番は環境、人だと思います。米子店は「楽しくしよう」っていうのを考えている。やっぱり営業実績を上げることはすごく大変な仕事ではありますけど、周りの人と楽しくできるってなれば、離職は自然と少なくなるんじゃないかなと思います。
遊びにも全力!休日も楽しむスズキ自販鳥取

▲飲み会での1枚
──休日はどのように過ごされてますか?
最近は、年2回の会社全体休日に、”どらドラパーク米子市民球場”を借りて、前回は16人集まってキャッチボールや、試合をして遊んでました。普段は、業販営業と直販営業では休みが違うので、会社全員が休みになる日じゃないと集まれないんです。年2回の休日に声をかけていたら、少しずつ人数が増えていきました(笑)鳥取市から来てくれる子もいて。
──仲が良いんですね!会社のみなさん、そんな雰囲気なんですか?
そうですね、スズキは社員全体の仲はいいと思います。 営業同士は、いい意味でライバルで、楽しく仲良く競い合える風土なのかなと。他のメーカーさんで働いていないので分かりませんが、スズキの場合、営業同士のギスギスが起こりにくいところが良いところだと思います。月1回、全拠点から集まり顔を合わせる機会もありますし、年に2回全社員が集まる社員総会があって、それも良い交流の場です。
──社長とも休日を過ごされたとか…?!
休日に社長と登山をしたこともあります。鳥取の久松山の登山だったんですが、まさかの「9時に頂上で集合!」と言われて(笑)登るペースが違うから、頂上集合という提案だったようです。頂上でお会いしてから、話したり、景色を眺めたりして下山しました。
楽しむ力が、信頼を生む──次世代へのメッセージ

──店長としてこれからの目標を教えてください。
会社全体を統括する営業責任者ができるぐらいの実績をきちんと店長として積みたいなと考えています。そのためにはまず、この米子店で部下が全国表彰に選ばれることや、営業所の実績をしっかり作ることが一番直近の目標ですね。
──店舗としての目標もおうかがいできますか?
「楽しく面白い営業所にしよう」っていうのをみんなで話をしてます。最近は、 米子店だけの展示会を企画してるんです。みんなが楽しく、「あれをやりたい、これをやりたい」って言えるような店舗にしたいなと思っています。
──次世代のリーダーに向けたメッセージをお願いします。
一番は、自分が楽しく仕事をすること。僕自身、楽しく仕事をしたいと考えてます。実際、楽しく仕事をする人の周りは、みんな柔らかい雰囲気になるので、そういう人の求心力は高いと思います。 部下からはもちろん、上司からの信頼を得ることにもつながりますので、苦しいこともあるとは思いますが、精一杯仕事を楽しんでいただければなと思います。
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◆HP:https://www.suzuki.co.jp/dealer/sj-tottori/
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