【役員インタビュー】税理士として働くためのスタッフ育成への取り組み

レッド

written by ダシマス編集部

未経験でも、子育て中のママでも。色々な環境であっても未経験から税理士として活躍しているスタッフが多く働いている税理士法人ストラテジー。

今回は、役員である園田舞さんにどのような社員育成の仕組みがあるのか?どのような制度があるのか?を深掘りしてお聞きしていきます!

 

日々の業務から学ぶことが、即戦力になる一番の道

ー 税理士としての即戦力とは何ができれば即戦力と言えるのでしょうか?

まずはやはり、ミスのない帳簿入力、申告書の作成ができれば即戦力だと思っています!

 

ー 具体的にストラテジーでの育成制度・等級制度について教えてください!

基本的にOJT(On-The-Job Training)で育成する方式を取っています。実際の現場を通して、業務知識や技術を身に着けてもらう方式ですね。

1個1個業務の内容は伝えて、人によって成長のスピードは違うのは当然なので独自のスキルアップシートを活用しながら「いつまでに何が出来るようになればよいのか?」というのを個別で設定しています。

 

ー 育成についてはどういったタイミングで伝えているんですか?

タイミングとしては入社時だけではなく、基本業務に入る前に都度伝えるようにしていますね。

他にも、税理士として繁忙期となる年末調整や確定申告の時期の前にはしっかりと時間を取って、「その人が居る部署と到達してほしいレベル」を伝えて、その間を埋めるような研修をしています。

 

ー 知識の学習に関してはどのように行っているんですか?

独自ですが共通しているのは、朝少し早くに集まって学習をしていますね。

こちらから何か質問を頂いたらもちろん都度お答えしていますが、研修以外の学習に関しては自主的にキャッチアップしてくれているので、これからも続けていってほしいです。

明確にこれをしなさい!という時間管理はしていないので自主性が根付いている今の文化は私たちのポジションにとっては助かっています。

 

どんな形であれ、受け取ってくれる人の存在を忘れないでほしい

ー スタッフ育成の中で一番大切にしていることはなんですか?

お客様への意識です!何をするにも、「その先にお客様がいるんだよ」っていうように伝えています。

例えば、電話対応にしても明確な合格ラインがあるわけではなく、その電話を通してお客様が満足してくれているか?感動させれたかどうか?を軸に業務を覚えてもらっています。

 

ー 入社当時からお客様への意識を育てているんですね!

そうですね。でも最初はやっぱり社内のメンバーとの関わりの方が多いじゃないですか。その時も、一緒に働いている人が頼んでよかったって思ったら成功だし、そうでない場合も「こうしてほしい!」って伝えて一緒に改善していきます。

 

ー ズバリ、「お客様への意識」を育てるときのポイントを教えてください!

「全体像を想像すること」ですね。自分の業務に集中することも大事ですが、後工程の人が確認をしてくれたり、お客様にお渡しして喜んでくれるまでがそのお仕事になります。だからこそ「この数値が間違っていたらどうなるの?」「確認しやすい資料か?」など社内で完結する業務だとしても必ず伝えるようにしています。

 

ー ありがとうございます!取材前、オフィスに入る際のご対応に感動したのですが、こういったマナーや礼儀も入社してから育成しているのですか?

こればかりは意識の問題なので、新しく入社したメンバーには言い続けています。

来社してくれたお客様が帰る前に社内メンバーに「打ち合わせお疲れ様でした」って言っちゃうこととかってあるじゃないですか。もし自分がお客様の立場だったら、それが聞こえてくるとどう思うかな?って考えてほしいんですよね。

でも全員で意識しているおかげでお客様にはよく、みんな明るいね!とか元気だね!とか言っていただくことがとにかく多くて。結局その言葉をいただけることが嬉しいから取り組んでるんだと思ったりもします。

だから私の場合、まず自分から動くようにしています。お客様が待っていたら多少バタバタしてでも駆けつけます。それでよく転んじゃったりするんですけどね(笑)

 

一緒に働く仲間だからこそ、言いたいことをはっきりと言う

ー コミュニケーションをとる時に気をつけていることってありますか?

「言わないといけないことを言う」ってことは常に気をつけています。だって、みんなと楽しく働きたいじゃないですか。もちろん言わないで済むんだったら小言は言いたくないのが本音ですが、もしその人が独立した時にやっていけるのかな?って立ち返って伝えています。

ストラテジーにいることに胸を張ってお客様に向き合ってほしいからこそ、変な気を遣わずに建設的な会話を心がけています。

 

ー 世代的にギャップがあるスタッフを活かす取り組みはどのようなことをされていますか?

世代によるギャップとかはまず考えないですね。その人を見るようにしています。ただ、社会人経験が浅かったりするとわからないことってたくさんあるじゃないですか。そこで「知れてよかったね!じゃあこうしよう!」って前を向くようにしています。

 

ー 明るく前向きなイメージが伝わってきます!社内の雰囲気作りはどのようにしていますか?

う〜ん、私が元々人と喋るのが好きなんです(笑)隣りにいてその人と喋るなって言われたとしても喋っちゃうくらいで。自然と話しかけてしまうとは思うんですが、そういったコミュニケーションが仕事での相談のしやすさに繋がるとは思っています。話しかけやすくなるといいなって気持ちはあります。

その人が何が好きで、何が嫌いで、といったことを知っていたほうが、職場に彩りが生まれると思うんです。

 

ー 普段からコミュニケーションが取れているから、仕事も捗るということですね!

そうですね!逆に考えた時に、お昼一人でスマホをみて黙々と食べてる上司って話しかけづらいじゃないですか(笑)私自身、気を遣わせるのが嫌なのかもしれないです。

 

ー スタッフにはどのようにして活躍してほしいですか?

自分の人生は自分で渡っていけるようになって欲しいです。人間と切り離された生活って無理だと思いますし、社会に出ても必ず誰かと関わって生きていくじゃないですか。

残り何十年、死ぬまでってやっぱり簡単なことではないと思うので、できてほしいなって思います。お客様に価値を提供するために、自分に何が出来るのか考えていけるようになって欲しいです。

 

ー どのような人がストラテジーに向いていると思いますか?

この人が向いているっていうような人って特に無いのですが、やっぱり行動する人です!考えたことを行動してみないと、頭の中にあるだけじゃもったいないですよね。だからこそ、個人によって成長速度は違うものの、行動ができる人であればストラテジーには向いていると思います!

受動的だからダメとか能動的だからイイとかではなく、できないことは学んでできるようになればいいだけなのでまずは言われたことでも自分にできることを試行錯誤して行動するというマインドは本当に大切だと思います。

 

ー では最後に、これから税理士を目指す人に向けて一言おねがいします!

過去は変えられないけど、未来は変えられる。だからこそ、お客様の未来を作っていきたい人はストラテジーで是非一緒に働きましょう!

ー ありがとうございました!

 

最後に

にこやかにお話されている姿を見てスタッフの皆様に対する愛を深く感じました!

「従業員が大好きだから」「その人のためになることを伝えたい」税理士としてのスキルや業務内容はもちろんですが、その人の成長に寄り添っている経営層の雰囲気がとても伝わる内容でした。

 

税理士として一人前のスキルを身につけたい!スキルだけでなく人としてのマインドも一緒に成長したい!

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