気持ちがわかるからこそ就活生に寄り添う──営業から採用担当へ異動した若手社員が語る、つばめガスの「人を大切にする」働き方
written by ダシマス編集部

つばめガス株式会社

岡山県に本社を構えるつばめガス株式会社。LPガス事業を中心に8つの事業を展開し、「守ります。あたたかい暮らし」という経営理念のもと、新しい社会的価値を創造する企業として75年の歴史を誇ります(2025年6月時点)。
同社で総務部新卒採用を担当する徳永優太(とくなが ゆうた)さんは、入社2年目の若手社員。営業職を経験した後、自らの希望で現在の部署に異動しました。就職活動で最も重視したのは「人」。実際に入社してその判断が正しかったと実感している徳永さんに、つばめガスの魅力と自身の成長について伺いました。

総務部・新卒採用 徳永優太(とくなが ゆうた)さん
岡山県出身。岡山商科大学を卒業し、つばめガスに入社。入社後は営業部を経て現部署である、総務部 新卒採用チームへ異動。営業部・総務部、両部署のやりがいや仕事内容を学生に伝え、つばめガスの魅力を発信している。休日は友人とドライブに行ったり、学生時代から行っているバスケットボールを楽しむ。
「人の雰囲気」と「社長と社員の距離の近さ」が入社の決め手に
──徳永さんがつばめガスを知ったきっかけと、入社を決めた理由を教えてください。
入社する前はつばめガスのことを全く知らなくて、たまたま合同企業説明会でつばめガスの話を聞かせてもらったんです。その時に、「人」の雰囲気が自分に合っているなと感じて入社を決めました。
当時、自分に合った就職先を見つけるために、「困った時に相談できる人がいるか」というところを重視していました。わからないことがあった時に、聞きにくそうな雰囲気を感じる職場では働きたくないなと思っていて。
つばめガスは説明会に来ていた社員の方々がとても楽しそうに話していて、ここだったら長く自分らしく働けるんじゃないかと思いました。
──人の雰囲気の良さ以外にも、つばめガスに惹かれた点があれば教えてください。
社長自らが説明会に参加されていたところですね。たまたまかもしれませんが、他の会社で私が説明を受けたところではそういったことはなくて。
その時に、社長と社員の方が話されている様子を見て、「とても距離が近いんだな」って感じたんです。トップの方もフランクで、本当の意味で仲が良い職場なんだな、話しやすい環境があるんだなと思いました。
1年目、営業現場で実感した「お客様からの信頼」
──入社されて1年目は営業職を経験されたとのことですが、実際にどのような仕事をされていたのでしょうか。
私の役割は、既存のご契約をいただいているお客様への営業、いわゆるルート営業をしていました。お客様の窓口となってご相談に応じたり、ガス器具の提案や、ガス設備の点検など、アフターメンテナンスの提案を行ったりするのが主な仕事です。
また、つばめガスはガスだけでなく8つの事業を展開しているので、お客様の様々な生活のお困りごとに対応できます。例えばインターネットの回線でお困りのことがあれば「つばめ光」を提案したり、「家の〇〇が古くなってきたから、なんとかしたいんだよね」という話からリフォームの提案をしたりすることもありました。
──営業職でのやりがいはどんなところにありましたか。
お客様に「担当の徳永さん」と名前を覚えてもらった時に、営業としてのやりがいを感じましたね。最初は「つばめさん」とか「つばめの営業さん」と呼ばれていたのですが、日々お客様とやり取りをしていくうちに、いつのまにか「徳永さん」に変わっていて。その時、一人の「人」として信頼していただけたのだと感じられました。
中でも印象に残っているのが、ある商品を提案させていただいたお客様が、こちらを信頼し、ご自身のお母様も紹介してくださった時のことです。後から聞いたのですが、後日、そのお客様がお母様と話をされている中で「徳永さんって何歳なんだろうね」みたいな話をしていたらしくて。
自分がいない時にまで話題に出していただけるのって、すごく嬉しいことなんだなと実感しました。些細なことかもしれませんが、その方にとって印象に残る存在になれたことが嬉しかったです。
──営業部の雰囲気についても、教えてください。
営業部は一言で言うと男子校みたいな、賑やかな雰囲気の部です。休憩中は和やかに雑談をして、でも仕事の時はメリハリをつけて取り組む──そんな職場ですね。
フレンドリーな人が多くて、先輩からよく「大丈夫?」「困っていることとかない?」と声をかけてくださる方が多かった印象です。自分が「〇〇はどうだったかな」と迷っている時も、すぐにそれに気づいて教えてくださるんですよね。そんな人が多くて、すごく仕事がしやすい環境でした。
楽しいと思える就職活動をしてほしい──採用の仕事を希望していた理由
──2年目から総務部の新卒採用担当に異動されましたが、これはご自身の希望だったのでしょうか。
採用に関わる仕事は、入社する前からやりたいと思っていたことでした。ですが、営業を経験していた方が採用の仕事に就いた時に話の幅が広がるとアドバイスをいただいたこともあって、まず営業に配属していただいたんです。
ですが年に一度の社長との面談でも、採用の仕事がしたいということは伝えていたので2年目から異動させていただくことになりました。
──採用の仕事をしたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
私は就職活動をあまり苦に感じなかったタイプなんですけど、友人の中にはすごく苦労していて、大変そうにしている人がいました。そして苦労して入社したにも関わらず、結果的にあまり良い環境ではない会社に就職してしまった、なんて友人もいて。
こうした友人たちの苦労話を聞いてしまって、就職活動にネガティブなイメージを持つ人は意外と多かったりするんです。そんな状況や実際の就活生の気持ちを、実際に気持ちがわかる自分が採用担当になれたら少しでも学生の不安を解消できるのではないかと思いました。私自身がそうであったように、「楽しい」と思える就職活動をしてもらいたいんです。
社長も「やりたいことをやった方が伸びる」という考えを持っている人なので、こうした自分の考えにはとても共感してくれました。
──現在の具体的な業務内容についても教えてください。
主にインターンシップ説明会で活用するコンテンツ・資料作りを任されています。加えて電話対応や、学生との面談も担当しています。
学生との面談においては、内定を出させていただいた方に対して、不安に思っていることを少しずつ解消していくような話を心がけています。この時期(内定が出て実際に働き始めるまでの期間)は、学生からすると何が不安なのかがわからない、そんな漠然とした不安があると思うんです。中でも、人間関係のことを気にされる方が多いと感じています。
こうした部分は、自分が実際に経験してきたからこそ寄り添いながら話ができるところです。担当者というよりも「身近なお兄ちゃん」のような存在として、気軽に相談できて緊張せずに話ができる。そんな関係を築きたいと思っています。
──採用業務を通して、印象に残っていることはありますか。
社長、課長と一緒に企業説明会の座談会に参加させていただいた時のことですね。課長が学生に向けて「やる気じゃなくて『やれる気』だよ」という話をしていたんです。その「やれる気」という表現にすごく共感しました。
根拠はないけれど、なんだかできる気がするという感覚。“やる”よりも“やれる”という、自分を信じてやってやるぞという気持ち──。私自身、そんな気持ちを昔から大事にしていたのですが、まさにその価値観を課長が言語化してくれたように思いました。自分よりも上の立場の人が、自分と同じような考えを持ってくれていることがとても嬉しかったです。
「人の温かさ」を大切にする職場で、共に成長していきたい
──実際につばめガスで働く中で、会社として「こういうことを大切にしているな」と感じることはありますか。
社員の働きやすさをとても大切にしてくれていると感じます。私に限らずですが、社長面談の時に「こうしてほしい」という要望をお伝えすると、実現していただけることが多いんですよね。例えば年間休日数が110日から120日に増えたり、女性のオフィスカジュアルの洋服代を支給していただけるようになったりもしました。
職場において何か改善すべき課題が出てきた時、きちんと改善しようという経営陣の姿勢が感じられるからこそ、働きやすい環境になっているのだと思います。
あと、新入社員のサポートも手厚くて。具体的には1年間のメンター制度があるんです。入社3年目以上で年齢の近い先輩が、一緒に昼食を取りながら不安や悩みを解消する時間を作ってくれます。私の場合は、総務部で今一緒に仕事をしている嶋田さん(下写真、右)がメンターだったのですが、ものすごく助けていただきました。
嶋田さんは入社5年目で年齢も近く、合同企業説明会でもハキハキと話される姿がとても印象的でした。実は、就職活動の時に「この会社いい雰囲気だな」と思ったのも、嶋田さんがきっかけです。今でも憧れの先輩として同じ部署で背中を追いかけています。
──たくさんお話を聞かせていただきありがとうございます!最後に、これから一緒に働きたい方へメッセージをお願いします。
つばめガスの一番の魅力は、やはり人間関係の良さだと思います。困った時に気軽に相談できる先輩がいて、社長との距離も近く、社員の声に耳を傾けてくれる。そんな環境があるからこそ、自分らしく長く働き続けることができると感じています。
私自身、人の話を聞くことや、相手が話しやすい雰囲気を作ることを大切にしているのですが、そんな価値観を共有できる明るくて前向きな方と一緒に働きたいですね。「こういうことがやりたい」という想いがあれば、きっとそれを応援してくれる環境がつばめガスにはあります。
もしインターンシップに参加していただく機会があれば、私たちが大切にしている「人の温かさ」を実際に感じていただけるのではないかと思います。
つばめガスに少しでも興味を持っていただけたら、とても嬉しいです。
(取材・執筆:大久保 崇)
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