「成功も失敗も、全部心に残る」。米子空港で見つけた、目の前の仕事に全力で向き合う楽しさ

ピンク

written by ダシマス編集部

米子空港ビル株式会社

山陰の空の玄関口、米子鬼太郎空港。その運営を担う米子空港ビル株式会社は、空港施設の管理を主軸に、直営店舗や案内所の運営、航空便・空港利用促進のためのイベント企画など、空港の日常を幅広く支えています。少人数の組織だからこそ一人が携わる仕事の幅は広く、コンビニの店長業務からイベントの企画運営、労務管理まで、部署の枠にとらわれない多彩な経験を積める環境です。

今回お話を伺った佐々木このみさんは、入社7年目の若手社員。高校時代に観光を学び、「この空港なら自分の学んだことを活かせるかもしれない」と飛び込んだ佐々木さんに、空港で働く面白さと、この職場だからこそ感じられる居心地の良さについて伺いました。

総務部 佐々木 このみ(ささき このみ)さん

総務部 佐々木 このみ(ささき このみ)さん

島根県出身。高校に設けられていた観光コースで地元の魅力に触れ、観光の仕事を志す。高校卒業後は大阪に進学し、関西空港のコンビニでアルバイトを経験。2019年に米子空港の総合案内所スタッフとして入社し、その後正社員に。現在は総務部にてセブン-イレブン米子鬼太郎空港店の店舗管理業務、労務管理、空港イベントの企画運営と多岐にわたる業務を担当している。趣味はカフェ巡りと旅先で地元の方と話すこと。

地元の魅力を届ける仕事がしたい。観光好きの原点と、米子空港との出会い

──佐々木さんが働かれている米子空港ビルは、どのような会社なのでしょうか。

主な業務は空港施設の管理で、利用者の方に安全で快適に過ごしていただけるよう、日々の点検や補修の調整などを行っています。加えて、航空会社や飲食店などテナントへの賃貸管理、総合案内所やラウンジ、セブン-イレブン(米子鬼太郎空港店)といった直営店舗の運営、航空便や空港の利用促進を目的としたイベントの企画運営も担っています。

私は今、セブン-イレブンの店舗管理業務、労務管理、イベントの企画運営という3つの役割を担当しています。

──佐々木さんがこのお仕事に就かれたきっかけを教えてください。

高校に設けられていた観光コースで学んでいたのが始まりです。地元の観光名所を調べたり足を運んだりする中で、自分たちでツアーを企画して外国の学校から来た学生さんを案内する授業がありました。どこをどの順番で回るか、スケジュールを組むこと自体が楽しくて。多分その頃から、こういう仕事が好きだったんだと思います。

その後、就職先を探しているときに米子空港の総合案内所の仕事を見つけて、ここなら自分の知識を活かせるんじゃないかなと。地元にも近いですし、慣れた環境で安心して働けそうだと感じたのが入社のきっかけです。

──入社されてから今年で7年目(2026年2月時点)とのことですが、最初から正社員だったのでしょうか。

いえ、派遣スタッフとして入って、パート、契約社員を経て正社員になりました。正社員になる時、労務やイベント企画といった新しい仕事が増えることはあまり深く考えていなくて。案内所やコンビニの仕事が自分に合っていると感じていたので、「今の仕事が好きだし、いいんじゃないかな」くらいの気持ちでしたね。

でも、正社員になってからは「この会社のためにちゃんとやらなきゃ」という意識が一段と強くなりました。同じ仕事をしていても、自分の中で一つひとつの判断に対する重みが変わったんだと思います。

コンビニ、イベント、労務。全部違うから、全部面白い

──コンビニの店舗管理、イベント企画、それに労務まで本当に幅広いお仕事ですよね。それぞれのやりがいや面白さについて聞かせてください。

労務は正直、やりがいというよりも「全部が学び」という感覚に近いかもしれません。パートの方から社員まで全員と関わるので、一人ひとりの性格を理解しながら接する難しさがあります。年末調整や労働契約のようにミスが許されない対応もあるので、セミナーに参加したり先輩に教わったりしながら知識を積み重ねています。

コンビニは空港ならではの接客が面白いですね。お客様は飛行機に乗られる方や、到着されたばかりの県外の方が中心です。余裕がある時は「どこから来たんですか」なんて会話をすることもよくあります。年末年始やゴールデンウィークには帰省のお客様も増えるので、「この人はきっと帰省だな」なんて考えながら接客するのも楽しいんです。

──イベント企画では、具体的にどのようなイベントを手がけているのでしょうか。

代表的なものだと「クリスマス学園祭」があります。地元の高校や専門学校の学生さんを招いて、物販やダンス、音楽のパフォーマンスをしてもらうイベントで、今年、2026年で4回目になります。

2024年に初めてイベント担当になった時、ダンスパフォーマンスを新しく取り入れようという話になったんです。それまでにはなかった試みだったので、高校のダンス部の顧問の先生に直接お会いして出演をお願いするところから始めました。手探りの部分も多かったのですが、結果的にダンスの評判がすごく良くて。それがきっかけで翌年以降も継続しています。

──準備にはどのくらいの期間がかかるものなのでしょうか。

だいたい2、3ヶ月前から動き始めます。出演をお願いする学校に直接挨拶に行って、そこからメールや電話で当日まで細かい調整が続きます。その期間はもうイベントに全集中という感じで、終わった時は正直ホッとします(笑)。

今は既存のイベントの運営が中心ですが、過去には「空港で夏祭りをやってみたい」と提案したこともあるんです。ただ、その時は「なぜ空港でやるのか」という問いに対して自分の中で答えを詰めきれていなくて、見送りになりました。いつかちゃんと企画を練り直して、新しいイベントに挑戦したいなと思っています。

成功も、失敗も、全部心に残る。少人数だからこそ生まれる信頼関係

──ここまで3つの仕事について伺ってきましたが、7年間の中で苦労された経験についても聞かせていただけますか。

あるイベントの仕入で需要を読むのって難しいなと感じたことがあります。前年の実績をもとに数量を増やして準備していたのですが、思っていたほど売上が伸びなくて……。チームで話し合って決めた数量ではあったのですが、発注を担当していたこともあってそのときはやっぱり責任を感じました。でも、そのときの経験があったからこそ、今は過去のデータや状況をみながら慎重に判断するようになったのかなと思います。

──そうした失敗も含めて、いろんな経験を積まれてきたと思います。振り返ってみて、佐々木さんの中に残っているものはどんなものですか。

うまく言えるかわからないのですが、イベントでも、コンビニでも、何かに取り組んだことって、成功であれ失敗であれ全部心に残るんですよね。

複数の業務を担当していますが、大きな行事があるときはその準備や対応にしっかりと力を注いで取り組んでいます。自分の手で関わって、心を注いだ仕事だからこそ、その結果が自分の中にちゃんと残る。目の前の仕事に集中するというのが、自分のやり方なのかなと思います。

でもこうした働き方ができるのは、やっぱり周りの存在が大きいです。20代から30代が中心で、少人数の職場ということもあって全員と顔を合わせて話せますし、「あの人よくわからないな」という人が職場にいないんですよね。だから相談もしやすいですし、風通しはすごくいいと思います。

変わらない気持ちで、これからも

──最後に、これから米子空港ビルで働くことに興味を持っている方へ、佐々木さんからメッセージをお願いします。

高校生の頃に「観光の仕事って楽しいな」と感じた気持ちは、7年経った今も変わっていません。コンビニの仕事も、イベントの企画も、労務も、当時は想像もしていなかったことばかりですが、やってみたら全部楽しいんです。仕事に行きたくないなと思ったことは、正直ほとんどないですね。

いろんな仕事を経験できるのは大変な部分もありますが、その分たくさんの学びがあります。そして何より、人間関係がいい。こればっかり言うと逆に怪しく聞こえるかもしれないのですが、本当にそう思っているので(笑)。

困った時にすぐ相談できて、フォローしてもらえる環境があるからこそ、安心していろんなことに挑戦できる。楽しい職場なので、興味のある方はぜひ来てほしいなと思います。

 

(取材・執筆:大久保 崇

 

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◆HP:https://www.yonago-air.com/

◆求人情報:https://job.mynavi.jp/27/pc/search/corp291176/outline.html

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