一日100回以上は「ありがとう」と言われる。お客さんとのコミュニケーションが配送員としてのやりがい
written by ダシマス編集部

株式会社SKY ALL WORKS

山梨県を中心に配送業を営むSKY ALL WORKS。軽貨物を使用して主に個人宅への配送を行う、2020年創業のまだまだ若い会社です。
同社への入社から4年を迎え、業務委託として約2年間勤務したのち現在は社員として活躍するのが尾曲歩高(おまがり ほだか)さんです。社員となってからは、配送はもちろん次世代の育成にも携わっているといいます。
今回は、以前は別の運送系企業で働いた過去も持つ尾曲さんに、他社にはないSKY ALL WORKSの魅力や組織風土についてお聞きしました。

配達員 尾曲 歩高(おまがり ほだか)さん
2年間の業務委託を経て正社員に。社員2年目に入り、ドライバーと新人育成を担当。「まだまだ新人ドライバー!」という意識で仕事に向き合う。仕事とプライベートを両立させながら趣味のドライブ、休日には家族とあちこち行ったり楽しんでいる。
もっとチームワークが感じられる職場で働きたい。SKY ALL WORKSでならそれが叶えられると思った
――まず、SKY ALL WORKSへ入社するまでの経歴について教えてください。
配送員になる前は鳶(とび)職をしていました。配送員になったのは、鳶職を辞めて一度将来を考えていた時に、たまたま配送の業務委託の求人を見たのがきっかけです。一目見て、報酬の高さに驚きました。
そこはSKY ALL WORKSとは別の会社だったのですが、報酬に惹かれて一回やってみようと思って始めました。最初はこんなに長く配送の仕事をするとは思っていなかったです。人生、どこに転機があるかわからないですね。
――前職でも業務委託として働かれていたんですね。業務委託として働くことに不安はありませんでしたか。
前職が業務委託として働くのははじめてでしたが、不安は特になかったです。ただ、いざやってみると、税金関係をはじめとする行政関連の手続きなど、それまで会社が負担してくれていたことをやらなくてはならず面倒くさいこともありました。
でも、それ以上に自分で配達ルートを決めたり休憩を取れたりと好きなように動ける働き方が合っていたため、配送の仕事をやめようとは思わなかったです。それにSKY ALL WORKSに入ってからは、書類や行政手続きのサポートもしてもらえるのでその負担もグッと減って、さらに心置きなく働けるようになりました。
――前職を退職して、SKY ALL WORKSで働こうと決心されたのはなぜですか。
SKY ALL WORKSの社風が、自分には合っているように感じたからです。前職は各々好きにやるという比較的ドライな方針だったんですが、僕はメンバー同士でのコミュニケーションも多い職場がいいなと思っていました。
SKY ALL WORKSの社長はとても熱い人で、「みんなで頑張っていこうよ」という思想の人です。もともと前職の時から面識があったので、SKY ALL WORKSのチームを重視した社風に惹かれていることを伝えたら、「じゃあうちに来なよ」と言ってもらえたんです。まさに願ったり叶ったりというか「いいんですか?」という気持ちでした。SKY ALL WORKSでなら、僕の臨む環境が手に入るはずだと確信を持った上で働くことを決めました。
転職してからは、想像通り自分が望んでいた環境で働けているだけでなく、収入も前職より上がりました。SKY ALL WORKSでは、「みんなに頑張ってもらいたい」との社長の考えで報酬が高く設定されていて、とてもありがたいです。おかげで、前職よりも高いモチベーションを持って働けています。
――現在はどのようなお仕事をされていますか。
北杜市の営業所にて、配送員として働いています。毎日お客さんのところへ、主にネット通販で購入された荷物を届けに行くのが仕事です。社員になってからも、業務委託の頃と大きく仕事内容は変わっていません。
ただ、最近は新人の育成にも携わるようになりました。育成ははじめてなので手探りではありますが、とにかくやってもらうことを重視しています。
メモを取るのも大事ですが、体を使う仕事でもあるので、体で覚えてもらうのが一番早いと思うんですよね。まずは自分がやって見せて、そのあとにやってもらうという形を取ることが多いです。
――配送の仕事の中で、意識していることも教えてください。
気持ちよく荷物を受け取ってもらうために、大きな声ではっきりと伝えることを意識しています。配送は接客でもあるので、お客さんに好印象を持ってもらえるコミュニケーションは欠かせません。
また、間違いなく自分宛の荷物かどうかを都度お客さんに確認してもらうことは徹底しています。仕事を始めたての頃、届けた荷物が違う人のものでトラブルになってしまったことがあるんです。もう同じ失敗を繰り返さないようにしないといけない。そう思って、それ以後はお客さんにきちんと確認してもらうことを徹底するようになりました。
「地域を見守る役割もあるのかもしれない」ある日の配達で感じた配送の仕事の社会的意義
――配送業の好きなところはどこですか。
もともと運転が好きなので、仕事のおかげで行ったことのない地域にも行けるし、単純に楽しいですね。家族でよくドライブに出かけるので、仕事の途中に見つけたおいしいお店に家族で行くこともあるんですよ。
また、日々達成感を感じられるところも好きです。朝、トラックの荷台パンパンに積んだ荷物が夜には数個になって、最後には空っぽになる。こうして荷物が目に見えて減っていくのがなんだか気持ちいいんですよね。すべて配達できた時の達成感は、何度味わっても色褪せないです。
あとなんと言っても、お客さんとのコミュニケーションがいちばんのやりがいです。
――どのようなコミュニケーションを取られていますか。
決まったエリアを配達することが多いので、顔を覚えてくれるお客さんが何人もいるんです。常連さんに対しては、「いつもの来てますよ」「今日は納屋に置いておきますね」といったコミュニケーションをよくしています。親しいわけではないけど知っている人くらいの広く浅い関係性をお客さんと築けています。
実はついこの間、荷物を届けに行ったらお客さんが倒れていたことがあったんです。驚きましたが、救急車を呼んだり心臓マッサージをしたりと自分にできることを精一杯やりました。ご家族からも「早く見つけられてよかった」と、感謝のお言葉をいただきました。
こうした出来事を通じて、安否確認というほどではありませんが、地域のお年寄りの話し相手や見守り人のような役割も果たせているのかなと感じるようになりました。今まで明確に気づけていなかったこの仕事の意義を認識できた出来事でしたね。
こうした特別な事例ではない日々の配達でも、感謝の言葉をいただく機会が多くてやりがいを感じます。一日100回以上は言っていただいてる気がしますね。時にはお菓子やお茶をいただくこともあります。こうして暖かい心に触れられることって鳶職の時にはなかったのでとても新鮮でしたし、今でも変わらずうれしいです。
――反対に大変な部分もお聞きしたいです。
再配達が多い日はやっぱり大変です。場所によっては配達前に計画したルートと大きく変わってしまうこともあるので、時間も頭も使います。
だからこそ、効率よく配達するためには、再配達をいかに少なくできるかも重要です。そのため、再配達が発生しそうになった時は、僕はそのお客様に電話をかけるようにしています。つながれば「じゃあ玄関先に置いておいてくれますか?」などと提案してもらえることもあるからです。毎回電話するのは多少手間ではありますが、再配達にかかる時間に比べたら大したことではありません。もう今では、不在の場合は電話をかけるのが癖のようになりました。
あとはそもそも、仕事に慣れるのが大変でした。
初日は当時の会社の社長にヘルプで助けに来てもらったほど、何もできなかったんです。いくら未経験だからといっても、こんなにできないものなのかと、自分を嫌いになりそうになりました。自信を完全に無くしましたね。
それでも、とにかく前の日よりはひとつでも多くの荷物を配ることを目標に仕事に取り組みました。そして少しずつできる量を増やしていったんです。その自分の成長が仕事を続けるモチベーションにもなっていました。
仕事をきちんとこなせるようになるまでは厳しい局面もありましたが、仕事に慣れた今は、自分の裁量で仕事ができてすごくいい環境だと感じています。それにしっかりと稼ぐこともできる。僕自身も、繁忙期には1ヶ月で70万円ほど稼いだことがあります。新しく入ってくる方にも、それを目指してめげずに頑張ってもらいたいですね。
連携し合って仕事を進める風土が根付いているからこそ、未経験でも安心して働けるはず
――未経験の方へのサポートとして、SKY ALL WORKSではどのようなことを行っていますか。
SKY ALL WORKSでは、独り立ちするまでは横乗りでサポートしています。独り立ち後も、営業所の配達員が目を配ってくれるし、困った時には応援に来てくれるので、安心して業務に取り組んでいただける環境かと思います。
会社としても、当日に必ずすべての荷物を配達できるよう、営業所内はもちろん営業所同士でも連携しながら仕事する風土が根付いているので、「自分だけでやらなきゃ」と追い詰められるようなことはないですね。
――チームワークの強い組織なんですね。
そうですね。まず社長がかなり人に対して親身な人ですし、そんな人情に厚い社長の周りに集まっているからなのか、働いているメンバーも何かあったら嫌な顔ひとつせず助けてくれる優しい人ばかりです。そういう人たちが多い環境だからこそ、「助けてもらったし今後は自分が誰かを助けよう」という気持ちになれて、良い風土が根付いているのではないでしょうか。
普段は同じ営業所で働く人とのコミュニケーションが中心ですが、年に2回ほどある全社での集まりでは、営業所の垣根を超えての交流もあり、よい人間関係を築けています。
――最後に、貴社へ興味を持っている方へのメッセージをお願いします。
最初は大変なことも多いですが、そこを乗り越えれば、やりがいはあるし融通は効くし、とてもいい仕事です。やったらやった分だけ稼げるので、収入を上げたい人にもぴったりだと思います。
SKY ALL WORKSには困ったら助けてくれる仲間がいるし、大きいものや重たいものを運ぶことはあまりなくて体力に自信がない人でも挑戦しやすいので、ぜひ一度経験してみてほしいですね。
そして諦めずに、昨日より今日、今日より明日とコツコツ続けてもらえれば、いつか楽しく稼げるようになるはずです。ぜひ僕たちと一緒に頑張りましょう。
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